SF映画の金字塔『猿の惑星』の新作が、『メイズ・ランナー』シリーズを手掛けたウェス・ボールを監督に迎えて始動したと、The Hollywood Reporter が独占で報じた。

 1968年にオリジナル版が公開された『猿の惑星』は、知能を持ったサルが人間を支配する惑星に不時着した、飛行士の姿を描いた作品。衝撃的なラストシーンが話題となり、4本の続編やテレビシリーズが製作されたほか、2001年にはティム・バートン監督による『PLANET OF THE APES 猿の惑星』が公開。2011年から2017年にかけて、オリジナル版の前日譚(たん)となる新3部作が製作された。

 同サイトによると、新作が完全なるリブート作品になるのか、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』から始まった新3部作の続編にあたるのかは明らかになっていないという。監督に就任したウェスは現地時間3日、自身のTwitterで「私はオリジナル版を観て育ちましたし、新たな3部作も大好きです。私たちは、このフランチャイズに素晴らしいチャプターをもたらすアイデアを持っています」とつづっている。

 『猿の惑星』新作の全米公開日は未定。同シリーズの配給を担当してきたフォックスは今年3月にディズニーが買収しており、新体制となったフォックスが企画の開発を進めることになる。(編集部・倉本拓弥)


2019年12月4日 11時44分
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