それぞれ4−0、3−0で難敵を撃破

令和元年度の第98回全国高校サッカー選手権予選は11月27日、千葉で準決勝2試合が開催され、市立船橋と流経大柏が勝ち名乗りを上げた。

第1試合は予選初登場の市立船橋と専大松戸の顔合わせ。

序盤から主導権を握ったのは市立船橋だ。中盤でボールを支配すると、トップ下の鈴木、最前線の松谷を軸に分厚い攻撃を仕掛ける。
前半9分に右SB畑のお膳立てから松谷がゴールを決めて早々と先制に成功。以降も主導権を握り、36分にも畑のクロスからふたたび松谷が合わせて追加点を奪った。

後半も市立船橋のペースは変わらず、両サイドを上手く活用して専大松戸を押し込む。
後半25分に森が右足ミドルで3点目を挙げると、同35分には松谷がハットトリック達成となるダメ押し弾を蹴り込んで勝負あり。
4−0の快勝を収め、3年ぶりの本大会行きにあと「1」に迫った。

前半は翔凜を相手に攻めあぐねた流経大柏だが、終わってみれば3−0の快勝劇。

2年連続で選手権準Vの流経大柏は、第2試合で翔凜と対戦。キックオフ直後からサイドハーフを起点に攻め寄せるも、なかなか決定機を決め切れず、ゴールを奪えない。
ようやく均衡が破れたのは前半アディショナルタイム。右サイドを打開し、最後は八木が豪快なボレーシュートを決め先制点を奪取した。

この一発で勢いに乗った流経大柏は後半、さらに攻勢を強める。後半16分に大西の右CKからチャンスを創出し、古谷が追加点をゲット。
その1分後には三好がドリブルで果敢に仕掛け、体勢を崩しながらも右足でネットを揺らした。3−0で試合をモノにし、決勝に駒を進めている。

ともにインターハイ出場を逃した市立船橋と流経大柏の2大横綱。全国屈指のライバル対決は11月30日、柏の葉スタジアムで13時5分にキックオフされる。

これまでに選手権は44の代表校が確定しており、専大北上、日大明誠、愛工大名電、興国、五條、今治東、大手前高松の7校が初出場を決めている。
残る代表枠は4つ。11月30日に千葉と神奈川、12月1日に新潟、そして同4日に福岡で予選決勝が開催され、48校がすべて出揃う。
本大会の組み分け抽選会は11月18日に行なわれ、すでにトーナメント表が確定している。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191127-00010000-sdigestw-socc
11/27(水) 15:38配信

https://chiba-fa.gr.jp/08category2/nationalhs-finaltournament.gif

準決勝 結果

市立船橋 4-0 専大松戸
流経大柏 3-0 翔凜

決勝 30日 柏の葉 13時

市立船橋-流経大柏

https://www.youtube.com/watch?v=2XI5NDfrV9o
全国高校サッカー選手権「ふり向くな君は美しい」(演奏のみ)