>>113
猛烈アタックやで
https://www.wendy-net.com/nw/person/351.html

主人(俳優の山本圭さん)との出会いは、私の兄弟子が俳優座に教えに行っていて、
「よかったら遊びにこない?」と言われたのがきっかけです。

彼は私と出会う前に体を壊していた時期があり、そのときに囲碁をかじって
俳優座の囲碁部に入ったそうです。そしてその日、たまたまそこに来ていて出会いました。

その直後、私は三段から四段に昇段し、俳優座の皆さんがお祝いしてくださったのです。
その後また連絡があり、「もう一度お祝いを」と言われて出かけて行くと、
そこにいたのは彼一人だけ。そのまま自宅に連れて行かれて、
お父さまに「いつ結婚するの?」と言われ、面食らいました。

正直に言えば、私はもっと囲碁の勉強をしたかったので、まだ結婚は考えられなかった。
それに、ほとんど初対面に近い相手でしたので、「もう少し時間をかけて、私を見てください」と言いました。

また、お芝居と囲碁は、言ってみれば動の世界と静の世界。
相手が芸能人ということで、私の母もびっくりして熱を出し、寝込んでしまいました。
わが家は親戚も銀行員や公務員、学校の先生が多かったので、
まさか…という気持ちだったのでしょう。でも、とてもいいご両親で「ともちゃん、早くきて」と
言っていただき、彼もとても純粋な人でしたので、結婚に踏み切ることができました。

実は、当時他にもいろいろお話をいただいていましたが、両親が
「まだ碁の勉強があるから」と、全部お断りしていました。
私を応援してくださる政財界の方々も心配してくださって、
「君の条件通りの男性を選んであげるから、今はやめなさい」と言っていたくらい(笑)。
娘はいまだに「なんでママはパパと結婚したの?」と聞いてきます。
でも、これも縁だったのでしょうね。