【野球】リーグ連覇の西武はなぜ2年連続でCS敗退したのか。 指揮官も嘆いた「選手層」の根深い問題
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日本中のスポーツファンの関心がラグビーワールドカップの「日本対スコットランド」に集まっている頃、
暗闇と静寂に包まれたメットライフドームの駐車場に、埼玉西武ライオンズのユニホームを脱いだ秋山翔吾が私服で現れた。
待ち構える報道陣が聞きたいのは、もちろん今後の去就についてだ。だが秋山の胸のうちを大きく占めていたのは、
約2時間前、CSファイナルステージでソフトバンクに喫した4連敗の屈辱だった。
「層の違いと言われちゃうと……。僕は層の中の一人なので。それを僕が判断して、『層が薄いのでね』と言ってはいけないと思うし。
それぞれがもっとレベルアップするという目標にはなったんじゃないかなと思います」
ソフトバンクの工藤公康監督に老獪な勝負師ぶりを見せつけられた直後、西武の辻発彦監督は「選手層の差」を敗因に挙げた。
シーズンの対戦成績が12勝13敗と互角だったにもかかわらず、CSで4連敗に終わったのは、確かにコマ数の差が響いた。しかしチームの長が考えるべきは、なぜ、これほど両者の選手層に違いが出たかである。
今季5年連続の全試合フルイニング出場を達成した秋山は、チームを俯瞰的に見て話した。
「(ベストコンディションでない選手を)今日は休ませようとか思わせるくらい、他の選手が出てきているかと言われたら、分からない。
でも結局、監督が選手を使っていますから。層を厚くする使い方をしていけば良かったんじゃないですか。(新しい戦力が)出なかったのは確かですよ。
ワンポジション、グルグル回っていた時期があったじゃないですか」
他球団を見渡しても、秋山のポジションを脅かすほどの選手はなかなかいない。
一方で西武の外野に限った場合、レフトの金子侑司は133試合で打率.251、ライトの木村文紀は130試合で打率.220という打撃成績だったにもかかわらず、レギュラーとして起用された。
2人が守備と足で大きな貢献をしたのは事実だが、張り合える若手がまるで出てこなかった。
「まあ、負けるつもりがないので、今のところ」
西武の2019年シーズンが終わった10月13日、秋山は9ヵ月前と同じ言葉を口にしている。浅村栄斗(楽天)と炭谷銀仁朗(巨人)が抜けて迎えた今季、若手にとってはポジションをつかむチャンスだ。
そうしたレギュラー争いがチームを底上げするとキャプテン・秋山は期待する一方で、自身は高い壁になると宣言した。
だが、愛斗、鈴木翔平、戸川大輔という期待の若手はチャンスを与えられたものの、木村や金子を脅かすことができなかった。
個人的に不安を覚えたのが、高卒4年目の愛斗だ。開幕一軍入りした愛斗のフリー打撃を見ていると、ひたすらフルスウィングするばかりで、練習に意図を感じられないのだ。
一軍にいた頃、中村剛也や栗山巧が取り組む姿勢を見て、心に響くものはあっただろうか。
入団1年目から外野のレギュラーを勝ち取り、同シーズン後半、栗山の定位置だったセンターを奪ったのが秋山だ。
プロ野球の一軍という枠の中で、多くて9つのポジションしかないレギュラー争いを繰り広げることで、選手たちは成長していけると秋山は考えている。
「『こういう選手が出てきたけど、負けらんねえ』っていう気持ちを、自分を高めていく材料にしていきたい。
そういう選手が出てきたら、(レギュラーを争う立場としては)嫌ですけど、自分をもっと高めていけるかなとも思いますね」
山川穂高、外崎修汰、森友哉らが辻監督の下で出場機会を与えられ、リーグを代表する選手に成長した。一方、その下の世代が伸び悩んでいる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191110-00003742-thedigest-base
11/10(日) 19:28配信 野手以上に深刻なのが、今季リーグ最低の防御率4.35に終わった投手陣だ。
「今井はもったいないですよ。あんなにポテンシャルがあるのに」
梅雨入りの少し前、そう指摘していたのが十亀剣だ。
高卒3年目の今井達也は、十亀の目にはキャッチボールが雑に映るという。
実際に目を凝らしてみると、十亀や榎田大樹のように「キャッチボールは投球練習の一貫」という意識を持っているわけではなく、肩慣らしのために行なっているように感じられた。
「実戦の中で投げていて(横振りになるのは)自分でも分かっています。
ずっとそういう形でやってきてしまっているので、なかなか直すのは難しい」
今井が自身の課題を口にしたのが、4月6日の日本ハム戦で今季初勝利を挙げた後だ。
特に走者が出ると投球の間をうまく作れず、身体が横振りになる。ストレートがシュート回転し、変化球が抜けやすくなる。
今井は昨年から投球フォームを固める必要性を感じていた一方、同年6月中旬から先発ローテーションの一角として回り、調整優先になって課題に取り組む時間がなかった。
2018年9月17日のソフトバンク戦の前、翌年を見据えてこう話している。
「一軍と二軍のバッターの差を感じることが多くありました。シーズンが終わって感じたこととか、足りないところを自分なりにまとめて、絞っていきたいです。
まだまだ1年間、投げられる体ではないので、体づくり的なところですね。それが段々、野球のパフォーマンスにもいい方向に向くと思うので」
3年目を迎えた今季はチーム最多の135.1回を投げ、高いポテンシャルを見せた一方、7勝9敗、防御率4.32と物足りない数字に終わった。
毎試合のように投球フォームが異なっていたのは、技術がまだ未熟の証だった。
同時に、試行錯誤していた裏返しとも言える。
今井は今季、カーブの球速を10km落とした。メジャーリーグでは速いカーブが主流になってきた一方、今井は“あえて”遅くして緩急をつけようとしている。
自分で考えて試行錯誤できるのは、150km超のストレートを投げられるのと同じで、プロ野球選手として優れた能力だ。
しかし、昨季からの課題はまるで解消できず、2020年に持ち越しとなった。
「まだまだですね、山本君に比べたら」
今年6月28日のオリックス戦で今井は序盤に苦しんだものの、8回1失点、被安打6、与四球4と好投を見せた。
それでも黒星がついたのは、相手先発の山本由伸がプロ入り初完封(被安打5、与四球2)と、今井をはるかに上回る投球内容を見せたからだ。
今井と山本はともに1998年生まれの21歳。前者は甲子園優勝投手でドラフト1位、後者は投手を本格的に始めたのが高1の秋でドラフト4位。
それがプロ入りから3年の月日が経ち、山本は21歳では史上6人目の最優秀防御率に輝くなど、両者の立ち位置は大きく変わった。
なぜ、今井は伸び悩んでいるのか。
最たる点を挙げると、まだ一軍の先発ローテーションで回る技術も体力もないうちから、首脳陣が目先の勝利にこだわり、起用し続けてきた影響が大きい。
悪いフォームで投げていると、今井も認めるようにクセになる。今季のCSファイナル2戦目、3回途中6失点に終わった試合では身体が横振りになってシュート回転し、
変化球が抜けるといった今井の課題がすべて出た。モニター越しに見ながら、「故障しなければいい」と思ったほど、投球フォームがグチャグチャだった。 言っちゃ悪いけどさ
原爆落とされた広島が、その原爆を落とした国が発祥の野球を熱心に応援してるって
皮肉だよな もっとも、首脳陣が目先の勝利にこだわるのは当たり前と言える。
むしろ、それが彼らにとって最大の仕事だ。
問題は、球団として長期的視点に欠けていることにある。今井をエースに育てようと考えているなら、数年先までの育成計画を立ててあるのか。キャッチボールが雑という、投手にとって大きな問題をなぜ改善させられないのか。
十亀によると、キャッチボールがいい加減なのは、今井に限った話ではない。
「本当に思うのが、内海(哲也)さん、榎田さんのキャッチボールを見てほしいんですよ、ファームの子には。肩ができればいい、マウンドで(投球練習を)やればいいんでしょっていう子が、たぶんまだ多いと思うんですよね。
だから僕は、そんなに(出番を取られる)危機感はないです」
ともに31歳の十亀や秋山は、チームに厳しいことを言える数少ない存在だ。そして2人は今季、くしくも同じタイミングでフリーエージェント権を取得した。上昇志向の強い彼らは、果たしてどんな選択をするだろうか。
高確率で言えるのは、秋山は海の向こうを目指すということだろう。それだけに思い出されるのが、今季開幕前に話していたことだ。
「去年優勝したから今年優勝絶対しなきゃいけないとか、選手がそこまで背負うには(FAで主力が抜けた)ビハインドがデカイですよ」
冷静にそう言うと、「でも……」と、秋山は口調を強めた。
「単純に野手だけで言えば、ポジションが空いたわけですよ。これで目がギラギラしない若手がいるんだったら、もう野球をやめたほうがいい。これは書いてくれてもいいくらい。
プロ野球選手として試合に出られるチャンスがこれ以上ないわけですよ。今までは出て行ったって、単年で一人ずつくらい。
『はいはい、だいたいこれくらいのメンバーでやるんでしょ』って感じで、冷めた感じでやる若手が結構多かったと思うんですよ」
「でも、それは自分で逃げているだけ。『じゃあ今年、お前、やってみればいいじゃん』って感じ。若手じゃなくても、ずっとベンチにいた人も。レギュラーの人もポジションを渡さない。
2つの椅子(ポジション)が空いたとかじゃなくて、みんなでそこを取りに行くとか、守るとか、絶対渡さないとか、ガチガチのピリピリした感じですよ」
菊池雄星(マリナーズ)、浅村、炭谷が抜けて戦力を大きく落とした今季、リーグ連覇を勝ち取ることができたのは、固定された中で戦い続けた選手たちの奮闘に尽きる。
野手に関しては、首脳陣は我慢強い起用で成長を後押しした。
しかし、CSではまたも無残に散った。投手交代をまるで決断できず、ベンチが無抵抗のまま敗れたチームの姿は、ライオンズファンにとって屈辱的だったはずだ。
それでもチームの敗因や、選手が伸び悩む原因を、個人に帰結させるべきではない。組織的な解決策を模索せず、ミクロの視点だけで見ていると、対症療法で終わってしまう。
選手を資産と考えるなら、組織として一緒に前に進むために取り組んでいくべきだ。
指揮官はなぜ、敗因を「選手層」と挙げたのか──。
埼玉西武ライオンズが組織として、選手たちがもっと有機的に競争できる環境を作っていくことが、来季以降、雪辱を果たすために不可欠になる。 野球はそんな競技やろ
短期決戦なら最下位のチームでも勝つ可能性あるんだから 短期決戦は7点取られても8点取るぜみたいなノリのチームが勝つからなあ
あと山川は落合が言ったことは忘れろキッパリ 世界の美意識はこんなに違った! 1人の女性の写真に世界中の人がフォトショップを施した画像集です。
http://www.hh.compucase.com/soe/1064.html 一度クライマックスでやらかしたら翌年同じ状況になったときにプレッシャー半端ない
しかも相手が同じならトラウマ倍増で選手は精神的に自分との闘いになって相手との闘いどころではなくなる
嫌でも体に余計な力が入り普段の実力の半分も出せなくなる
秋の風物詩と言われたプレーオフ2年連続敗退のホークスがそうだった
そうでなくとも1位チームは精神的に理不尽との戦いだしな 【無職】今や野球は高齢者コンテンツ プロ野球中継は70〜80歳代の視聴率が極端に高く、若年層は壊滅的 WBCは65歳以上と無職の割合が高い
http://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiyuji/20190923-00143836/ >>3
はだしのゲンでアメ公のポイ投げした飴にたかっていた件
生活の為ならプライド捨てんと
カープはわしらの生活の一部、いや全てじゃ 選手が2年連続敗退のトラウマを持ってしまったらそのチームは短期決戦ではもうダメ
選手監督フロント1人残らずの血の入れ替えが行われない限りはトラウマからは解放されず克服はできんよ
ライオンズファンには悪いけど今のメンバーである限りは日本シリーズ出場は無いと思っていい。今のメンバーだと何度やってもソフトバンクにクライマックスで勝てはしない そもそも
ソフバンがコケたからパリーグ優勝おこぼれもらえたわけだけどな ソフトバンクにも楽天にも負け越してるチームやからな ライオンもなんか猛牛打線みたいになってきたな。投手は崩壊だが打で取り返せばいいみたいな
9回表まで10-0で負けてたけど打線の奮起で10-11で勝利wみたいな 規定投球回(143イニング)を投げた投手がひとりもいないのはさすがにまずい いつ、誰が、どのように授かったのよ・・・。( ´Д`)y━・~~
http://edokriko.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8304704 >>19
仮に出て行った選手(岸とか)全員揃ってたらさらに黄金時代やったねw >>20
あれマジでとるの?
引退興行したいだけだろ 主力が次々に抜けてしまうから選手層の差が広がるばかり
選手が残留してくれるチーム作りをしていかないと ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています