スポーツ用品大手のミズノが8日発表した令和元年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比1・7%減の855億円、最終利益は21・7%増の29億円で減収増益となった。少子化の影響などで国内のスポーツ用品の売り上げが低迷した。

 バドミントンや卓球の用品は、日本選手の活躍もあって売り上げが伸びたものの、野球用品は競技人口の縮小で苦戦した。

 一方、作業服などのワークユニホーム関連は好調で、売上高は前年同期の約1・6倍に伸長した。

 水野明人社長は同日、大阪市内で開いた記者会見で「スポーツ用品市場は少子化の影響が厳しい」などと話した。

11/8(金) 19:20配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000589-san-spo