高校の部で神宮大会出場は東京都を残すのみ。
東京都は度重なる雨天順延に悩まされ、幾度も日程変更を行い、平日に試合が組み込まれるなど苦労の跡が見えた。

そんな東京都大会も9日に準決勝が開催される。今回は準決勝の展望を見ていきたい。

第1試合 創価vs帝京

今年の帝京は強打と堅守がウリのチーム。神宮第二ラストゲームとなった日大三に勝利し勢いに乗っている。

まず投手陣では左腕エース・田代 涼太、技巧派右腕・柳沼 勇輝の2人が軸となり、打たせて取る投球を得意とする。
打線はチーム打率.327、5本塁打を誇る強力打線。打線の中心は打率.385、1本塁打の主将・加田 拓哉、打率.455の小松 涼馬の2人がカギとなりそう。
また今年は加田主将を中心にチームをまとめてきた。加田主将はピンチに強いチームになっていると手ごたえを感じている。

一方、創価は投打ともに実力ある選手が揃った。最速145キロ右腕のエース・森畑 侑大は3試合23回を投げ、19奪三振、防御率1.57と抜群の安定感を誇る。

打線は2本塁打、チーム打率.405を高打率を誇り、俊足の1番・島本 康平、投打でセンスが優れる石坂 大河、抜群の守備範囲を誇る都内屈指の遊撃手・谷藤 大二郎と能力が高い選手をそろえる。
接戦にも強く、後半で突き放す試合運びを見せてきた。この夏は決勝戦で敗退。エース・森畑、河合 圭聖主将はリベンジに燃えている。

コメント
帝京:加田 拓哉主将(2年・外野手)

「今年は打撃の数は減ったのですが、捉えることを意識してやってきました。やはりピンチの場面で言い合える関係なので、ピンチに強い自分が出てきていると思います」

創価:河合 圭聖主将(2年・内野手)
 やはりいつも通り、焦らずに自分たちの戦いをしたいと思います。苦しい展開は上の大会(準決勝)にいけば予想されますが、それでも自分たちの野球を貫いて今年の夏の借りを晴らしたいと思います」

創価:森畑 侑大(2年・投手・右投右打・183センチ73キロ)
「今年の夏、3年生が果たせなかった甲子園という夢。その悔しさの借りを返すつもりで神宮で戦っていきたいと思います」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00010003-hbnippon-base
11/8(金) 7:37配信