元モーニング娘。の市井紗耶香が5日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、今夏の参院選に出馬時に話題となったタトゥーについて、消さなかった理由を語った。

 番組では、今夏の参院選に出馬し、落選した市井にインタビュー。友人との食事会に偶然議員がいたことがきっかけで出馬の話が飛び込んできたといい「最初はお断りしたが、子育て当事者の声を国会に届けて行きたい」と4人の子を持つ母として、できることがあればという思いがあったと告白。

 「保育無償化でこれだけ楽になるよといってくれるのはわかるが、根本的にそこではないよねって。解決すべきは保育士さんの賃金挙げたり待遇良くしたりと保育士さんのケアが大事と思っている」と、しっかり自分の考えも述べた。

 だが現実は甘くなかった。客寄せパンダという声や、4人の育児と政治活動が両立できるのかといった声も市井自身の耳に入っており、特にSNSでは猛バッシングを浴びた。また、話題となったのが市井のタトゥー。左耳の後ろに彫られているが「なんで消してでないんだという声もいただいた」と振り返る。

 タトゥーは、亡くなった母への思いを込めたものだというが「別に消したところで何になるのかなと言うのが素直な感想」と市井は語る。

 「人それぞれいろんな生き方があっていいと思っていて、もちろんタトゥーに関して偏見だったり、いろんな気持ちをお考えの方もいらっしゃると思うが、気持ちを一つにするのはとても難しいことだと思う」と容認派がいれば否定派がいるのは仕方が無いことととらえており「タトゥーの意味だったり、なぜ入れたか、きっかけに関しても私はその時の心情の中で特に理由を言う必要はないのかなと思って、あとは消す必要もないのかなと思った」と振り返っていた。

 今後は子供食堂など、地域コミュニティーに参加し、母親の意見などを聞きブログなどで積極的に発信していきたいとした。

2019年11月5日 10時32分
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