ケーブルテレビのディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)は10月31日、クマと人間が「強さ、スピード、持久力」を競う新番組を放送すると発表した。タイトルは、その名もずばり「人間対クマ(Man vs Bear)」だ。

 同局によると、人間の参加者らは、木登りや大食い、巨大な丸太転がしといった「野生のクマの自然な行動にヒントを得た」競技に挑戦。「とてつもない力と力のぶつかり合い」になるとアピールしている。

 最終決戦では、クマと人間が実際に戦う。とはいえ人間が鉄製のボールの中に入り、クマがそのボールを転がして穴の中に入れるのを防ぐという趣向だという。

 クマと人間がレスリングやボクシングをする決闘ショーはかつて実際に存在したが、動物虐待の懸念から、20世紀にほとんどが姿を消した。

 制作側は、番組に出てくるクマに競争を強制することは一切なく、「各競技の前後には好物をたっぷり与えている」と説明している。

 撮影は、動物福祉専門家が立ち合う中、ユタ州の野生動物保護区で行われている。初回の放送は来月4日の予定。

11/2(土) 8:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00000005-jij_afp-int

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