今月30日よりイタリアの都市ルッカで開幕したマンガ・アニメの祭典「Lucca 2019」。
イベントのスペシャルゲストとして人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を描く荒木飛呂彦先生が登壇。
『ジョジョ』シリーズにふさわしいエンディングをすでに考えていることを明かした。

荒木先生によれば

・『ジョジョ』はジャズコンサートのようなもの。始まり方は分かっているが、それをどう展開していくか、そしてどのように終わせるかは決まっていない

・とはいえ『ジョジョ』をどのように終わらせるかはぼんやりと考えてある。ただそこに至るまでの話については自分にとっても謎が多い

・『ジョジョ』の世界はまだまだ終わらない。これからも応援してもらえると嬉しい

ファンからは「いつジョジョが終わるのか」と質問があったが、荒木先生は具体的な明言は避けていた。
しかしどのようなエンディングを迎えるかについては、すでに構想があるようだ。
その他さまざまな質問に答えていた。

荒木先生によれば

・好きなキャラは第4部しげち(矢安宮重清)

・第5部ディアボロの死については、日本人ファンの間でも酷いと考える人が少ないが、あれは適切なものであり、残酷すぎるとは思わなかった

・ツェペリたちの死は物語を進めるために必要だった

・ホラー映画が作品作りの参考になっており、『チャッキー』が大好き

・『ジョジョ』の週刊少年ジャンプ掲載は問題が多かった。なぜなら1章を19ページの長さにまとめられなかったから。だから(ジャンプ掲載のため)いつも原稿から2ページ分ほどカットしていた。今では45ページに及ぶ章を描くことができるので、原稿カットもなくなり、良くなった

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