0001豆次郎 ★
2019/10/28(月) 18:25:18.19ID:pHZghJaa9「全日本テコンドー協会」の強化方針などをめぐり、協会と選手側が対立している問題で、協会の臨時理事会が開かれ、今後、金原昇会長を含むすべての理事が辞任することが決まり、外部の有識者が次の新しい理事の候補者を選ぶことになりました。
「全日本テコンドー協会」と日本代表候補の選手らは、協会の強化方針や運営について意見が対立し、多くの選手らが合宿に参加しないなど混乱が続いていて、今月8日の定例理事会では強化スタッフ3人の交代を決めましたが、理事の一部から提案のあった理事全員の辞任については、議題として扱われませんでした。
こうした中、協会は事態の打開に向けてきょう都内で臨時の理事会を開きました。
シドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子副会長などによりますと、理事会では、今後、金原会長を含むすべての理事が辞任することが決まりました。
また、次の新しい理事の候補者を選定する「正会員・役員候補者推薦委員会」のメンバーに柔道の元世界チャンピオンでJOC=日本オリンピック委員会の理事を務める山口香さんや弁護士の境田正樹さんなど、外部の有識者4人が就任しました。
委員会では、金原会長を含む理事や選手を対象に聞き取り調査などをして、協会の組織運営について検証するということです。
金原会長を含むすべての理事の辞任の時期は、次の新しい理事が決まったあとになるということです。
報道陣の取材に応じた岡本副会長は、「会長は、『有識者の方々にすべてお任せします』という感じでした。選手をしっかりサポートできる協会に刷新したい」と話しています。
境田委員長「適任者を推薦」
外部の有識者でつくる全日本テコンドー協会の「正会員・役員候補者推薦委員会」で委員長を務めることになった弁護士の境田正樹さんは、「中立・公正な立場で、役員に適任な人を推薦していきたい」と話しました。
委員会では、28日からおよそ1か月間かけて協会の理事や選手を対象に聞き取りするなどして協会の組織運営を検証したうえで、新たな理事の候補者を選ぶことにしていて境田さんは「これまで協会には、組織運営に習熟した人や、選手をサポートする体制が不足していたと思う。選手の目線で運営できる体制を作り上げていきたい」と話していました。
このほか、委員会のメンバーには、柔道の元世界チャンピオンでJOC=日本オリンピック委員会の理事を務める山口香さんなど3人が就任しました。
山口さんは「東京オリンピックが来年に迫り選手が集中できる環境が必要な中で、今回のような混乱が起きているのは大変遺憾だ。なるべく早く解決できるよう取り組んでいきたい」と話していました。
候補者推薦委員会とは
今回の臨時理事会で改正された全日本テコンドー協会の規程では「正会員・役員候補者推薦委員会」の委員は、外部の有識者で構成され理事会で選任することなどが定められていて、委員会が役員の候補者を選んだうえで、理事会に提案するとしています。
さらに、今回の改正で新たに協会の理事について外部理事の比率を25%以上、女性の理事の比率を40%以上に努めるよう求めています。
委員会が選んだ理事の候補者が正会員の総会で認められれば、新しい理事に就任することになります。
テコンドー問題の経緯
この問題はことし6月、日本代表候補の選手などが「全日本テコンドー協会」が作成した今年度の強化計画について、見直しを求める意見書を協会の理事会に提出したことで明らかになりました。
選手たちは協会が主催する代表合宿について、「費用が高額なうえ、知識や経験のないコーチもいて技術の向上につながらない」などと訴えていて、意見書では月1回行われてきた強化合宿の参加を任意にすることや、選手が出場する公式な大会前後の調整の際、所属先のコーチの指導を認めることなど、4項目の改善を求めていました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012153571000.html