税理士からは申告するように言われていたが、「想像を絶するだらしなさ、ルーズさで3年経ってしまった」――。

 23日夜、吉本興業大阪本社で開いた謝罪会見では神妙な面持ちで頭を下げていたが、にわかには信じがたい。チュートリアル徳井義実(44)の個人事務所「チューリップ」が、7年間で計約1億2000万円の申告漏れを東京国税局から指摘されていた問題。

 事務所といっても、代表は徳井で、住所も自宅と同じ。2012〜15年の4年間で、プライベートな旅行や洋服、アクセサリー代などを経費として計上したが、認められず、約2000万円の所得隠しと認定された。

「チュートリアルがM―1王者に輝いたのが06年で、チューリップを設立したのが09年。事務所の経費にして散財する癖がついたのでしょう。今回認められなかったのは、あくまで経費の一部。要するに、それ以上の金満生活を送っていたわけです。徳井はピンとコンビを合わせて10本以上のレギュラー番組を持つ売れっ子。現在は年収1億円超ともいわれますから、本人にとっては大した額でもないのでしょう」(芸能プロ関係者)

 さらに16〜18年の3年間は所得を一切申告せず、約1億円の申告漏れを指摘されたという。

「世田谷区にある自宅兼事務所の高級マンションは家賃50万円近く。さらに親友のスピードワゴン小沢一敬(46)らと2階建て一軒家を借り、シェアハウスもしている。徳井は自分の趣味や、仲間との遊びにはお金をかけるタイプなんです」(スポーツ紙芸能デスク)

10/24(木) 15:00配信 日刊ゲンダイ
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