「持ち味の足」で盗塁王新人王だ 楽天にドラフト1位で指名された大阪ガス・小深田大翔(こぶかた・ひろと)内野手(24)が23日、
昨年までチームメートだった阪神・近本を上回る俊足を生かし、先輩同様にルーキーイヤーに盗塁王を獲得することを目標に掲げた。

 俊足自慢の実力派内野手が、堂々のタイトル奪取宣言だ。17日のドラフト会議当日は、侍ジャパン社会人代表の一員として台湾遠征中だったこともあり、
この日、兵庫・西宮市内の同社グラウンドで報道陣に対応。「自分の持ち味は足だと思っています。塁に出たらどんどん積極的に盗塁を決めて、
チームに貢献したい。新人王と盗塁王を目指してやりたいと思っています」と言い切った。

 強気発言には根拠がある。今季、セ・リーグで36盗塁を決めて盗塁王のタイトルを手にした近本は、同社の1年先輩。昨年は寮で同部屋で、
リードの大きさや投手のどこを見てモーションを盗むか―などの走塁技術を直々に伝授された。しかも、近本が持っていた10メートルダッシュの
チーム記録を塗り替えたという。「自分は37盗塁を目指したいです」と、“先輩超え”を誓った。

 現在守っている遊撃に加え、二塁、三塁も器用にこなすが、「内野手と言えばショート。ショートで勝負したいと思っています」。
俊足の左打ちという同タイプの茂木に挑戦状をたたきつけた。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00000046-sph-base
https://amd.c.yimg.jp/im_siggNRTYlTdS8478t1K6GZ3.xg---x687-y900-q90-exp3h-pril/amd/20191024-00000046-sph-000-1-view.jpg