0001砂漠のマスカレード ★
2019/10/21(月) 22:31:03.55ID:P0oI6Ahr910月20日、東京スタジアム。日本代表はワールドカップ(W杯)日本大会の準々決勝で過去優勝2回の南アフリカ代表に3−26で敗れた。
「このチーム、大好きなんで。負けたというより、終わった悲しさの方がある」
試合終了後、スタンドオフの田村優は感極まっていた。左プロップの稲垣啓太も、それと似た表情だった。
「悔しさが非常に大きすぎて、いま何かを考えるのは難しいですけど、ひとつ言えるのは南アフリカ代表さんのパフォーマンスが素晴らしかった。セミファイナルに向け、頑張って欲しいですね」
この日の攻撃プランは、「アンストラクチャー(陣形が整っていない)の状況を作ろう」(田村)だった。試合開始早々に自陣深い位置で長距離のキックパスを右端に放つなど、空いたスペースへのロングキックやショートパントを活かして混とん状態を作ろうとした。フィジカルで勝る南アフリカ代表の身体接触での強みを最小化させにかかった。その延長で、タックルされながらつなぐオフロードパス、攻撃方向とは逆に放る「内返し」と呼ばれるパスを披露。南アフリカ代表を揺さぶり防衛線をこじ開けた。
逆に南アフリカ代表が蹴り込んでくる高い弾道のキックへは、各人のスキルで対処した。15分頃に、敵陣深い位置左からハーフ線付近左へ飛んだ1本は、ウイングの松島幸太朗が高い打点でキャッチ。他のシーンでも相手の捕球役と空中で競り合い、落球を誘う場面も作った。9月6日の前哨戦で7−41と敗れた際は、この領域で苦しんでいたものの、今回は立場を逆転させた格好だった。
南アフリカ代表のエラーや反則も手伝い、日本代表は前半を3−5と競ってハーフタイムを迎えた。しかし、後半はノックアウトステージに慣れた側と、ノックアウトステージを目指していた側との違いが勝敗を分けた。
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10/21(月) 6:02配信
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2019/10/21(月) 14:32
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