ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(31)=東芝=が11日、悲願の8強入りをかけて激突するW杯1次リーグ最終戦、スコットランド戦(13日、横浜)に向けて、都内で会見を行った。

対戦成績は過去1勝10敗で、W杯では8強入りを阻止された前回15年大会を含め3戦全敗の強敵との一戦に向け「鬼にならないと勝てない」と強い決意を表明した。

2戦ぶりにゲーム主将としても復帰。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)からも活を入れられた。「自分の中のパフォーマンスが上がってきたのと周りのリーダーが自分たちの仕事を発揮できているので、ゲームキャプテン、キャプテンの位置に戻った。ボール持ったら前に出る、ディフェンスで体張る。そこをやっていきたい」と意気込んだ。

キックの名手が控えるスコットランドを相手に反則を犯せば失点につながる。規律の部分での注意することに「タフなゲームになると規律が大事になる」ときっぱり。今週は練習中にSH流がチームに激怒した場面も明かした。「規律は意識していて、この前の練習の時に、流さんがチームにキレたりしてたので、いい規律ができていると思う」。会見の締めには「勇気もつことが重要。ゴールが近付くほどビビる人もいる。そこに勇気もった行動できるかどうか大事」。台風19号接近で雨脚が強くなっている会見場の外を想像すると、退席の際に「みなさん、台風、気をつけてください」と報道陣を気遣った。

ソース/スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191011-OHT1T50152.html