ラグビー日本代表の大躍進で、NHKの大河ドラマ「いだてん」の放送時間が変更される可能性が出てきたことが10日、分かった。

A組1位とB組2位・南アフリカが戦う20日の準々決勝は、NHKがBSで放送する予定。日本がA組1位となる可能性があり、NHK広報局は「現状は何も決まっていない」とした上で、「過去にもBSで予定した番組を地上波で放送したことがある。世間の反響を見て、検討の余地がある」と、可能性を否定しなかった。

地上波となると、午後7時15分キックオフのため、午後8時からの大河ドラマ「いだてん」とバッティングする。過去に大河の放映時間が変更されたのは、選挙開票日など特殊なケースだけだが、日本テレビが5日に放送したサモア戦が、今年のスポーツ中継で1位となる平均視聴率32・8%(関東地区)を記録。変更の余地は十分ある。

15年W杯南アフリカ戦、9月28日のアイルランド戦という2つの歴史的勝利を実況した“勝利の神”、豊原謙二郎アナウンサー(46)は実況ではないものの、20日の中継に関わるとみられている。なお、日本が2位通過の場合は、19日にB組1位のニュージーランドと激突。日本テレビが地上波で放送する。

10/11(金) 6:34
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