バレーボールワールドカップ2019男子大会は6日、マリンメッセ福岡(福岡市)などで第5戦が行われ、
日本は世界ランク7位ながら昨日ストレートで敗れたアメリカを下しているアルゼンチンと対戦。3-1で勝利した。日本の通算成績は3勝2敗。

日本チームのスターティングメンバーは、
関田誠大、福澤達哉、高橋健太郎、西田有志、石川祐希、小野寺太志、リベロ・山本智大。

福岡ラウンド最終戦。第1セット、アメリカ戦で2枚エースの石川、西田を温存した日本は、そのアメリカから大金星をあげているアルゼンチン戦に対し、
石川が1枚で2本ブロックを止めるなど序盤から躍動する。
西田のバックアタックも決まり、石川がサーブで崩して高橋のクイックでブレイクする場面もあり、16-11と先行する。
その後、日本は2枚替えで入った大竹壱青のスパイクで20点に乗せると、セット終盤は福澤がパイプ攻撃やクロススパイクを決めて活躍。最後は日本のブロックで25-19でセットを先取した。

第2セットは序盤から競り合う展開に。アルゼンチンはベテランのラモス主将らを投入。
日本は小野寺がブロックで活躍、石川も連続スパイク得点などで奮闘する。一方のアルゼンチンは現在スパイク決定率1位のロセルが活躍するが、サーブミスも目立つ。
終盤は日本が徐々に点差を離し、最後は西田がサーブで崩し、山本のスーパーレシーブから福澤がブロックアウトをとり、25-20で日本が連取した。

第3セットも序盤は競り合い、日本のタッチネットで8-6で最初のテクニカルタイムアウトとなる。その後、小野寺がサーブで崩したところから石川が決めて、10-10の同点に。
中盤は高橋もダイレクトスパイクを決めるなど活躍し、16-14とする。しかし、終盤、福澤がサーブで狙われ、アルゼンチンに連続ポイントをとられて逆転される。
その後、21-24でアルゼンチンのセットポイントとなるが、ここから日本が粘り、石川が2段トスを決めてデュースに。西田のブロック、高橋のクイックなどで粘るが、石川のバックアタックがアウトとなり、26-28でこのセットを失う。

第4セットもアルゼンチンのクイックに苦しめられるが、小野寺の2連続得点、西田のサービスエースなどで8-5と先行する。
アルゼンチンにサーブで崩される反面、アルゼンチンはサーブミスも多く、助けられる場面も。終盤も石川のスパイクなどで得点を重ね、
22-17とリードするが、アルゼンチンが追い上げ、23-21に。西田のスパイクでマッチポイントとなるが、サーブがミスになり、24-22。最後は小野寺のBクイックで25-22で接戦を制した。

次戦からは広島ラウンドとなり、次は9日にJTサンダーズ広島でも活躍するエドガー・トーマスのいるオーストラリアと対戦する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00010002-vbm-spo
10/6(日) 21:40配信

https://sports.yahoo.co.jp/contents/5376
スコア

https://amd.c.yimg.jp/amd/20191006-00010002-vbm-000-5-view.jpg
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/10/06/jpeg/20191006s00070000444000p_view.jpg