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大リーグの今季の観客動員数が発表され、AP通信によれば前年比で1・7%のダウン。全30球団の1試合の平均観客数は2万8830人から2万8339人に減少した。前年比を下回るのはこれが4年連続。3万人に届かなかったのは16年ぶりで、2015年時と比較すると500万人以上が球場に来なくなった計算になる。

 菊池雄星投手(28)が入団したマリナーズは68勝94敗と低迷。ホーム81試合の観客動員数は前年から50万7769人も減り、1試合平均では2万2122人(収容4万7447人)となった。

 この背景にはマーリンズ(105敗)、オリオールズ(108敗)、ロイヤルズ(103敗)、タイガース(114敗)など3ケタの敗戦数を記録したチームが17年ぶりに4球団に達したことで優勝争いに絡まないチームが増え、その一方で史上初めて3ケタの勝利数を記録したチームが4球団(ドジャース=106勝、アストロズ=107勝、ヤンキース=103勝、ツインズ=101勝)に達するなど、強い球団と弱い球団の格差が拡大したことなどが挙げられている。

 前年比で最も落ち込んだのは67勝95敗だったブルージェイズ(本拠はトロント)で57万5137人のダウン。77勝85敗のジャイアンツ(本拠はオークランド)は44万8425人減って270万7760人となり、10年ぶりに300万人を割り込んだ。

 ホーム81試合の最多動員数を記録したのはドジャースで397万4309人(1試合平均4万9065人)。30球団中14球団が“前年割れ”となり、最も少なかったのはマーリンズ(本拠はマイアミ)の81万1302人(1試合平均1万16人)だった。

10/3(木) 16:54配信 スポニチ
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