NFLは9月30日、レイダースのラインバッカー(LB)、ボンテズ・バーフィクト(29)に対し、プレーオフを含めた今季のすべての残り試合への出場を禁止する厳罰を科した。

 同選手は9月29日に行われたコルツ戦で、相手タイトエンド(TE)のジャック・ドイル(29)がボールをキャッチしてうずくまった直後、頭部めがけてヘルメットから危険なヒットを浴びせて「アンネセサリー・ラフネス(不必要な乱暴な行為)」という反則をコールされていた。NFL側は、すでに同様の反則で過去3回、処分を科せられているバーフィクトの前歴を重視。試合中の反則で長期に及ぶ出場停止処分が科せられるのは異例で、NFL側の厳しい姿勢が強調される処分となった。

 レイダースはここまで2勝2敗。レギュラーシーズンはあと12試合残っているが、仮にプレーオフに進出してもバーフィクトの試合出場は不可能になった。

 処分期間中はサラリーが支払われないため、バーフィクトは総額で110万ドル(約1億2000万円)を失った形。ただし処分の通告から3日以内に不服を申し立てる権利を有している。

2019年10月01日 11:34 アメフト
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