NBAウォリアーズのガードで、デビュー以来、10季連続で3点シュートの成功率が40%を超えているステフィン・カリー(31)が東京五輪に米国代表として出場する意思を示した。スポーツ専門局のESPNのインタビューに対して「絶対に(東京に)行きたい。世界選手権には2度出たけれど五輪は未経験。来年は出場したい」と答えたもので、先の世界選手権で史上ワーストの7位に終わった米国にとっては“救世主”になる可能性が出てきた。

 カリーはデビッドソン大から2009年のドラフト1巡目(全体7番目)に指名されてウォリアーズ入り。2015年シーズンには平均30・1得点をマークして得点王になった。ファイナルは3回制覇し、シーズンMVPも2度受賞。3点シュートの成功率は通算694試合の出場で43・6%に達している。米国はW杯中国大会でシューティング面で精彩を欠き、3点シュートの成功率で13位(34・9%)と低迷。それだけに東京で五輪4連覇とW杯のリベンジを狙う「チームUSA」にとっては力強い“出場宣言”になりそうだ。


2019年09月19日 10:34
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