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2019-09-18 15:21

 歌手の太田裕美(64)が18日、自身のブログを更新し、乳がんで治療を受けていることを公表した。7月のコンサート後に手術し、8月から抗がん剤治療を行っている。

「大切な報告」と題したエントリーで、「突然で驚かれると思い、なかなか公表出来ませんでした。乳癌に罹患しました」と発表。「休養をとっての治療の選択もありましたが、来春までのスケジュールが決まっていましたし、11月にはデビュー45周年の大きなイベントも控えてましたので、あえて、治療しながら歌っていく、ということを選択しました」と明かした。

 続けて「病気になって初めて知る“気づき”がたくさんあります。神様はまた新たな試練を与えて下さってるんだ、と現実をしっかりと受け止めつつ、今まで通り、朝起きてご飯作って洗濯して掃除して、十兵衛(※編集部注:愛犬)と散歩して、歌を作り歌っていく、そんな日々の営みを大事に続けていこうと思っています」と心境をつづった。

 太田は歌手デビュー45周年を記念したコンサートを11月24日に東京国際フォーラムホールCで開催。その前にも10月から11月にかけて多数のコンサートへの出演を予定している。

 太田は1974年に「雨だれ」でデビュー。「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」など多数のヒット曲を歌い上げてきた。女優としても活躍し、2002年NHK朝の連続TV小説『さくら』でヒロインさくらの母親を演じた。

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