関根“シュレック”秀樹

初代タイガーマスクの佐山サトル(61)が主宰するリアルジャパンプロレス「ストロングスタイルVol.3」が19日、後楽園ホールで行われる。

今大会でリアルジャパンに初参戦する関根“シュレック”秀樹は、元静岡県警の刑事という異色の経歴を持つ。
安定した職にありながら40代にして格闘家へ転身し、総合格闘技でONE世界王座に挑戦、柔術無差別級で日本一に就くなど、縦横無尽の活躍を見せ、
昨年プロレスラーとしてデビューするとパワーとテクニックを融合した戦いで新人とは思えない存在感を放っている。

今月15日にDEEP浜松大会でもTKO勝利した。初参戦の今大会ではいきなり、憧れの存在という船木誠勝とタッグを結成し、
ロッキー川村、タカ・クノウと対戦する。関根が決戦直前にリアルジャパン初参戦への思いを明かした。

格闘技を始めたのは幼少の時の柔道だった。

「柔道は6歳からですね。自分が4歳のころ交通事故に遭って、
足がちぎれるぐらいになって何とか繋がったんですけど小学校低学年のころはふくらはぎの部分が結構腫れて足を引きずっていて、それでいじめにあったんです。
そのいじめをやっつけるため柔道を始めたんです。ただ、プロレスは子どもの頃は柔道の練習、
親父が見る時代劇と重なってあまり見られていなくて、本格的にプロレスが好きになったのは大学時代です。
柔道部の同級生にプロレス好きがいて洗脳されたんです(笑)」

そこからプロレスにのめりこんだという。

「当時キン肉マンが流行っていて、自分はキン肉マンを見て“超人になりたい”って強く思っていたんです。
それでキン肉マンの母体がプロレスなので、“いつかリングで戦えたら”っていうのはずっと思っていました。
会場へ行って、そこから毎回行っているうちにハマっちゃった感じです。
当時は山梨に住んでいたので、車で行くにしろ何にしろきっと仲間がほしかったんだと思います。
全日に新日、みちプロ、FMWにUインター、あと全女とかその週末やっている団体を観に行く感じで、もう週末ごとに行っていました」

大学時代は、UWFインターナショナルの入門テストを受けようとした。

「当時は高田延彦さん、Uインターがカッコよかったし大好きだったんです。
それで大学4年の時Uインターへ行こうと思っていたんですけど、親に言ったら全く相手にされなくて警察を受けろと。
それで警察に受かっていたんですけど、Uインターへ押し掛けて入れてもらおうと思っていたんです。
でも、それがその年の12月、Uインターが活動停止になってしまって。それでもう希望も行き場所もなくなってしまって、仕方なく警察官になった感じだったんです」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000020-sph-fight
9/18(水) 8:43配信

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