レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、日本代表FW久保建英への期待を述べている。

ペレス会長は今月11日、4日後に控えたソシオ(クラブ会員)総会に向けてソシオたちとの情報交換会に臨み、今夏の移籍市場でレアル・マドリーに加わりながらも、
マジョルカにレンタル移籍した久保について言及した。レアル・マドリーが若手選手を自クラブで育てることができないとのテーマにおいて、次のように語っている。

「ここで若手選手たちにチャンスを与えることは難しい。少ない出場機会で結果を求めなければならないからだ。
(アーセナルにレンタル移籍したMFダニ・)セバジョスはプレーできる環境が必要で、ジダンが彼にその趣旨を伝えた。
また(アトレティコ・マドリー移籍のMFマルコス・)ジョレンテはレンタルにもできたが、選手本人が完全移籍を望んだ」

「そして久保について、彼はこれからとんでもない存在となるだろうが、頭も良い。出場機会を得るために、ここを離れることを選択したんだよ」

ペレス会長のこの発言は、久保のレンタル移籍がクラブではなく、選手側の意向によって決められたことを明らかにした。ペレス会長はさらに、
15日のクラブ総会でも「私たちは久保に代表されるように、未来を担う選手たちを補強している」と発言しており、この日本人選手に大きな期待を寄せていることがうかがえる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00010008-goal-socc