【9月14日 AFP】ドラマ「デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)」への出演で知られる女優で、米名門大学に娘を入学させるため賄賂を支払った罪に問われていたフェリシティ・ハフマン(Felicity Huffman)被告(56)が13日、禁錮14日の量刑を言い渡された。

 この問題では米名門大学への裏口入学をめぐり50人が訴追されているが、ハフマン被告はその中で初めて量刑を言い渡された保護者となった。同被告は5月に連邦裁判所へ出廷した際、大学進学適性試験「SAT」で娘の得点を水増しするために1万5000ドル(約160万円)を支払った罪を涙ながらに認めていた。(c)AFP


2019年9月14日 6:01 
発信地:ボストン/米国 [ 米国 北米 ]
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名門大の不正入学事件、米女優に実刑判決

2019年9月14日 6:15

【ニューヨーク=河内真帆】米国の名門大学を巡る不正入学事件で、マサチューセッツ州ボストンの連邦地裁は14日、女優のフェリシティ・ハフマン被告に禁錮14日の実刑判決を下した。不正入学を依頼した親に実刑判決が出るのは初めて。禁錮刑に加え、3万ドルの罰金や250時間の奉仕活動も命じた。

米エール大やスタンフォード大、ジョージタウンタウン大など米国の名門大8校が舞台となった不正入学では、手引きをした入試コンサルタント会社の経営者が3月に起訴された。親や大学の入試担当者ら50人も起訴された。

ハフマン被告は娘を入学させるためコンサルタント会社に1万5000ドル(約160万円)を支払って入試の加点を依頼した。同被告は人気のドラマシリーズ「デスパレートな妻たち」に出演し、テレビ界で権威のあるエミー賞も受賞している。

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