「NHKから国民を守る党(N国)」の党首で参院議員の立花孝志氏(52)が12日、東京・参議院議員会館でデイリースポーツの単独取材に応じ、
日本と韓国がともに領有権を主張している竹島について、日本固有の領土であるという考えを改めて強調した。その上で、日本側は韓国との断交も辞さず
対応すべきとの持論も展開。対韓外交や、公約であるNHKのスクランブル化実現のため、「連立与党に入りたい」と将来像を示した。

 立花氏は10日、報道陣に「竹島はもう捨てるっていうことも、国民の皆さんの中で多数決で決めるというのも必要」などと語った。この日、改めて竹島が
日本の領土だという認識を語り、「(10日は)僕が『こういう意見があります』と付け加え損ねた」と、言葉足らずだったとした。

 その上で、個人的な意見と前置きして「結論から言うと、日本と韓国は、今の状態だったら国交断絶した方がいいと思ってます。少なくとも貿易を止めるとか」と発言。
韓国を「あまりにも甘やかしすぎた」とし、「子供が小銭を盗んでいるうちはまだいい。1万円札を財布から抜いている状態になって、子供に財布を渡して
買い物に行かせることができない状態になっている」と、独自の表現で日韓関係を表した。

 「この50年間で最悪だと思う」という日韓関係に、「貿易をしなくても日本の経済がそこまでダメージ受けるとは思えないので、一度貿易を止めて
韓国側に反省を促すべきではないか」と提案。「段階的に圧力を加えていかないといけないでしょう。アホな子は、圧力を掛けてあげないと、どんどん甘える」と
厳しい言葉を並べた。

 具体的な外交政策については「直接民主制にはなじまない」とし、「連立与党に入るべき。直接民主主義の意見をしっかり踏まえた上で、自民党や公明党に
世論を伝える役割ができないか」と回答。公約の「NHKのスクランブル化」にも言及し、「与党側に入らないと、スクランブル放送はできない。
目的を達成するためには、与党に加えていただく。憲法改正には公明党さんは及び腰というところもあるでしょうし」との見解を表明した。

デイリースポーツ
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