「今会えるアイドル」として『AKB48』の向こうを張り、2014年には国立競技場で2日間11万人を動員する一大グループにまで成長を遂げたももクロ≠アと『ももいろクローバーZ』。
しかし、同年を最後に『NHK紅白歌合戦』の出場は途切れ、一時期ほどの勢いがなくなったことから、近年では非ファンから「オワコン化」「最近見ない」とまで囁かれてしまっている。

ももクロ≠ェ「ももいろクローバー」としてメジャーデビューしたのは、「AKB」の人気が広く一般層にまで浸透した10年。翌年には早見あかりが卒業し、グループ名を現在の
「ももいろクローバーZ」に改めて奇抜なパフォーマンスをウリにしていった。
すると、その突飛さがこれまでのファン層だったアイドルファン以外からも注目を浴び、芸能界にはファンを公言するタレントが次々と出現。
12年には横浜アリーナや西武ドームといった大会場でライブを行えるほどになり、年末には悲願だった「紅白」への初出場を果たし、14年まで3年連続で出場する全盛期≠迎えた。


まだ集客力がめちゃすごだった!?
しかし、その後の勢いは緩やかながらにも下降していき、昨年1月には有安杏果が卒業を発表。有安自身、かねてグループ内で「イジメに遭っていたのでは?」と囁かれていたことや、
発表から卒業までわずか6日という電撃的なスケジュールは、一般層にグループへのマイナスイメージを与えてしまった。

広くから支持されるというよりも、既存ファンの熱意によって支えられるグループという側面が強くなってしまった現在のももクロ=B
しかし、一般向けの露出が減少しただけで、本業のライブでは今でも順調な動員を記録しているという。

「近々の大きなスケジュールだと、グループは10月に幕張メッセでファンクラブ限定イベントを開催します。
年末にはさいたまスーパーアリーナでの2days公演も控えている他、
早くも来年夏のメットライフドーム(旧西武ドーム)ライブも決まっていますよ。
佐々木彩夏も1万5000人規模の横浜アリーナで恒例のソロコンサートを行いますし、今の時代、メディア露出だけがすべてではないということです」(音楽誌ライター)

『NGT48』のゴタゴタでアイドルブーム終焉が叫ばれる昨今だが、ももクロ≠ヘ独自路線で生き残りそうだ。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12156-396775/
2019年09月07日 10時31分 まいじつ