人気グループ・嵐の相葉雅紀が25日、出演する日本テレビ系『24時間テレビ42』で、メンバーに向けて手紙を朗読。会場の両国国技館、
そしてテレビを見ている視聴者が感動に包まれた。相葉が同番組で手紙を読むのは、2004年以来15年ぶり。

 番組終了まで1時間を切ったなか、相葉がメンバーへ思いを込めた手紙を読むことに。櫻井翔は「事前に言ってもらわないと」とこぼしながら、
メンバー全員が相葉の言葉を聞き入った。

 相葉は嵐の20年間の活動を振り返りながら、嵐のメンバーを「最愛のパートナーです」と表現し、「メンバーがいたから、
僕は成長させてもらいました」と感謝の言葉を述べた。そして、活動休止についても「僕は休止と書いて“パワーアップ”と読むと思っています。
パワーアップした僕たちは、応援してくれるみんなのために、メンバー一人ひとりが愛している嵐のために、近い将来、
絶対にグループ活動しようね」と活動再開を呼びかけた。

 手紙を聞いたメンバーも率直な思いを吐露。櫻井は「15年前に相葉くんが書いてくれた手紙が、僕にとって、そしてきっとほかメンバーにとっても
誓いを立てたようなものだったから。15年前の手紙の文章も引用しながら書いてくれただろうし、もう1回やろうぜってことで」と感想を語ると、
相葉も「そう、トップになろうぜってこと。この5人で。ずっと思ってるよ」と答えた。

 大野智は「もう本当にこの5人で、けっこういろんなことをやってきたと思うし。そのなかでも5人とも色んな思いがあって。僕のわがままで、
ちょっと先に4人に伝えてしまったんですけど…。相葉ちゃんが思うトップ、最後までやりたいなと思います」と決意を新たに。
二宮和也は「こういうコーナーがあるんであれば、早めに言ってほしかったな、と。トイレに行ったことを深く後悔しています」と、
らしいコメントで笑わせた。

 松本潤は「本当にこの4人とここまでやってこれたことがすごくよかったし、これからも本当に特別な4人だと思うので、この人達と
月日を重ねられるのがすごくうれしいことだと思いますし。まだ納得してもらってない人もいるかもしれないけど、5人決めたことなので、
ついてきてもらえたらうれしいと思いますし。相葉くんの言うトップっていうのが何かわからないですけど、自分たちらしく2020年まで
走ろうと決めているので、たくさんの思い出をこれから作っていけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします」とファンに
さらなる飛躍を誓った。



■相葉雅紀の手紙全文
嵐の皆さんへ

メンバーに手紙を書くのは、20年間で2回目になります。
2004年の24時間テレビで初めて手紙を書かせてもらって、あの時は手紙を読んだ僕が泣きすぎて何を言ってるのかわからなかったと思うので、
前回の反省を踏まえてみんなに伝わるように読ませていただきます。

1999年にデビューして、20年が経つね。
1日1日を本気で、全力で生きてきたよね。
悔しい思いをいっぱいして、たくさん涙を流したから、心の底からうれしいことも笑えることも、たくさんあったよね。
使い方が合ってるかちょっとわからないけど、僕にとってメンバーは最愛のパートナーです。
自分の中で限界だと思った時も
みんなとだったら越えられてきて。その先にまた限界が来る。
メンバーがいたから、僕は成長させてもらいました。
本当に本当に感謝しか無いです。
世界中の感謝を集めて足りないくらい、感謝しています。

この2年、大きな決断をするために5人でも、各メンバー2人きりでもたくさん話し合ってきましたね。
5人が納得するまで、何度も何度も話し合いを重ねて、出した答えが、休止。
僕らで出した答えに後悔しないように、残念な結果にならないように、手と手を取り合って進んでいこうね。

20年経っていろいろと振り返って、過去の栄光にすがりたいなと思ったりもしていたんですけど、振り返ってる場合じゃないね。
僕らのやりたいこと、やりべきことは後ろにはないし、右でも左でもなく、まっすぐ前に進んでいこうね。

僕は休止と書いて“パワーアップ”と読むと思っています。
パワーアップした僕たちは、応援してくれるみんなのために、メンバー一人ひとりが愛している嵐のために、近い将来、絶対に
グループ活動しようね。
でもその前に、まだかなってない夢、この5人で絶対にトップになろうね。
本当に本当に嵐でよかった。

相葉雅紀

オリコン
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