男の子は夏祭りの準備を終えて家に帰る途中だった。

 男子高校生が乗っていた自転車は曲がり角でもスピードを緩めることなく、小学生と衝突した。そして、男子高校生はけがをした小学1年の男の子(7)をその場に放置し、走り去った。ひき逃げと過失傷害の疑いで書類送検されたのは福岡市内に住む15歳の男子高校生。警察によると、男子高校生は先月6日午前11時半ごろ、福岡市内の路上で見通しの悪い曲がり角を左折しようとした際、小学1年の男の子と出合い頭に衝突。男子高校生はそのまま立ち去った疑いが持たれている。転倒した男の子は左足の骨を折る全治2カ月の重傷を負った。男の子は近くの公民館で夏祭りの準備をした帰りで、男子高校生はサッカーの試合に向かう途中だったということだ。

 書類送検された男子高校生:「サッカーの試合があるので立ち去った」

 現場を立ち去った理由をこう話し、容疑を認めているという男子高校生。さらに、調べに対してこう話しているという。

 書類送検された男子高校生:「男の子に大けがをさせて夏休みなのに何もできなくて、不自由掛けて可哀想です。大変、申し訳なかった」

2019年8月23日 20時43分
テレ朝ニュース
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