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2019.8.16

現在放送中の黒木華(29)主演ドラマ「凪のお暇」(TBS系)。初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったものの、初回見逃し配信ではTBSドラマ歴代最多再生回数を記録。第2話が9.5%、8月2日に放送された第3話が9.1%と、2桁には届かないものの健闘を見せている。

同ドラマは、コナリミサト氏による売り上げ累計250万部を超える同名マンガが原作。空気を読みすぎて無理をした結果、心身ともに疲れ切ってしまったOL凪(黒木)が人生をリセットしようと奮闘する姿を描いた作品。ドラマ化が発表されると、マンガでの凪は美人で巨乳というキャラゆえ、凪を演じる黒木への風当たりは特に強く、SNS上では「可愛い顔の女優が良かった」「黒木華って貧乳じゃん。凪と全然違う」「ドラマ見たくなるようなキレイな子使って欲しい」「声も演技も合ってないのが想像できる」など、原作イメージからかけ離れていると感じていたファンが多かった。

しかし、放送がスタートすると黒木に対する評価は一変。「黒木華が思ったよりハマってていい感じ」「凪が黒木華? って思ったけど、正直ピッタリ」など、手のひらを返したように絶賛の声が相次いでいるのだ。

「やはり演技力の高さでしょう。2014年、山田洋次監督の『小さいおうち』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞していますからね。同賞を受賞した日本人は4人目で、審査員からは『演技力が群を抜いていました』と評価されるほど。また、バラエティ番組に黒木が出演した時、共演のチュートリアル徳井義実が明かしていたのですが、徳井が京都のお化け屋敷に取材に行った際、お化けを演じていた1人の女性の迫力が凄く、印象に残っていたそうです。で、実はその女性が時給800円でお化け役をやっていた学生時代の黒木だったと後からわかったとか。当時から存在感を放っていたのかもしれません(笑)」(テレビ情報誌の編集者)

素人時代から頭一つ抜きん出ている感があった黒木。さらに、同業者である大物女優からの評価も高い。

例えば米倉涼子は「脅威を感じる女優は?」との質問に「黒木華さん」と返答。理由は、オーラやたたずまいに対抗心を持ってしまうからだという(「1番だけが知っているSP」2019年4月22日放送)。一方、黒木のことを「日本の映画界を背負って立つ役者」と称賛していたのは、昨年亡くなった女優の樹木希林さんだ。これは共演した映画『日日是好日』の完成披露試写会(2018年7月31日)での発言だが、樹木さんが同作品への出演を決めたのは「黒木華が主演」と聞いたからだったとか。
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