第101回全国高校野球選手権の大会本部は14日、台風10号の影響による試合開催について会議を開き、
15日(第10日)の全4試合を順延すると発表。台風による試合の順延は2017年、第99回大会以来2年ぶりとなる。

15日(第10日)は、第1試合が岡山学芸館(岡山)―作新学院(栃木)、第2試合が東海大相模(神奈川)―
中京学院大中京(岐阜)、第3試合は明石商(兵庫)―宇部鴻城(山口)、第4試合は海星(長崎)―八戸学院光星(青森)が
それぞれ3回戦を行う予定とされていた。

2017年の第99回大会では、8月7日に予定されていた開会式と1回戦の3試合が台風接近により順延。
この時は、開会式リハーサル後の午前11時に決定した。開会式の中止は1920、1960、2014年以来
4度目だった。

超大型とされる台風10号について、気象庁は13日、臨時記者会見を開き、お盆期間中の14〜15日に
九州や四国に接近・上陸し、西日本を横断する見込みと発表。降水量は多い所で1000ミリを超えると
予想されており、15日は大潮とも重なるため、大雨や暴風雨に加えて高潮にも警戒が必要だとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00000101-spnannex-base