選手らにパワーハラスメント行為を働いたとして、バスケットボール男子のBリーグから1年間の職務停止処分を受けたB2(2部)香川の衛藤晃平監督(36)が9日、辞任を表明した。高松市内での記者会見で「応援してくれたファン、選手、スタッフに申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。村上直実社長も、辞任する意向を示した。

 衛藤監督は選手を平手打ちしたり、暴言を吐いたりした行為を認め、「処分は真摯(しんし)に受け止めている。当時は暴力だという認識がなかった。人権、パワハラについて勉強不足で、指導者としての能力が欠如していた」と反省した。 

8/9(金) 17:02配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000092-jij-spo

バスケB2香川のコーチが選手に跳び蹴り、平手打ち、暴言…1年間職務停止

 バスケットボール男子Bリーグは8日、B2(2部)香川の衛藤晃平ヘッドコーチ(36)が2017〜18年シーズンに選手に跳び蹴りや平手打ちなどの暴行を加えたとして、1年間の職務停止処分を科したと発表した。衛藤ヘッドコーチは事実を認め、反省しているという。

 Bリーグによると、衛藤ヘッドコーチは17年12月、試合終了直後にロッカールームで選手に跳び蹴りをし、胸ぐらをつかんで暴言を吐いたという。また、同年11月には練習中に選手のプレーに腹を立て、首をつかんでゴール下から壁まで押しつけるなど2人の選手に3件の暴力を振るったなどとしている。

 今年3月に日本バスケットボール協会に衛藤ヘッドコーチのパワーハラスメントを告発する投書があり、発覚した。18年1月にも対戦チームから同様の指摘があったが、香川は本人と数人の選手への調査で「事実はない」と結論づけた。こうした経緯も踏まえ、Bリーグはチームと運営会社社長に制裁金100万円、エグゼクティブコーチにも制裁金50万円を科すなどの処分をした。【松本晃】

8/8(木) 20:51配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00000087-mai-spo