2020年の東京五輪出場を賭けてロシア西部カリーニングラードで5日に行われた女子バレーボール世界予選で、ロシア代表が韓国に3―2のセットカウントで勝利、東京への切符を手にした。

試合後、歓喜したイタリア人のセルジオ・ブサート・コーチが両目をつり上げるポーズを見せ、その写真がメディアに流れると「人種差別だ」との批判が殺到、ブサート氏が謝罪に追い込まれる騒ぎとなった。ロシアのスポーツニュースサイト、スポルト24などが9日までに伝えた。

 ロシア代表は第1、2セットを奪われながら、続く3セットをとり逆転勝利となっただけに、コーチの喜びも分かるが、「つり目ポーズ」はアジア人への差別とみなされ、国際サッカー連盟(FIFA)などが禁止している。

 韓国側は「このような行為が繰り返されないよう」求めるとして、国際バレーボール連盟とロシア・バレーボール連盟に対し抗議するとともに、何らかの措置を取るよう要求。

 これに対し、ロシア連盟のヤレメンコ事務局長は「公式に謝罪したい。だが、ブサート・コーチはだれの感情も傷つける気はなく、喜びと感情の高まりから行ったものと説明している。何らかの処罰に言及したくない」として、現時点で出場停止などの処分を行わない考えを示した。

 ブサート・コーチのつり目ポーズ写真をアップしたバレーボールニュースサイトのツイッターのページ

https://twitter.com/WofVOLLEY/status/1159090117002309634

8/9(金) 14:22配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000002-yonnana-soci
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)