狂犬も、もはやこれまでか。愛知県で行われている芸術展で、慰安婦問題を象徴する少女像などが展示され、抗議が殺到している問題に対し、
あの加藤浩次なら何かしら正論を言ってくれるに違いないと思っていた視聴者は、どうやら完全に肩透かしを食らってしまったようだ。

「波紋を呼んでいるのは、『あいちトリエンナーレ』の企画展『表現の不自由展・その後』。
同展は本来ならば今年の10月まで開催される予定だったのですが、『平和の少女像』に抗議の電話やメールが殺到。
中には脅迫のFAXまで寄せられる事態となりました。安全性を考慮し、わずか3日で展示を中止することになってしまったのです」(芸能ライター)


だが、冒頭にも述べたが、加藤に落胆の声が広がっているという。一体どういうことなのだろうか?

「加藤は今回の展示中止騒動について、『個人で表現の自由をやっていくのは良い』としながら、『公的な場面も入っている場所だから』と、公金が投じられていると主張しました。
しかしこの後、いつもであれば、この後、イエスなのかノーなのか自論をはっきり展開していたはずですが、
残念ながら『それは一つ大きな問題ですね』と、評論家のような言葉で済ませてしまったのです。そこには、いつもの吠える加藤の面影は消え失せていました」(芸能ライター)

SNS上では、彼の当たり障りのないリアクションに失望するユーザーも多く、「今日はスッキリにも加藤さんにもガッカリ」「加藤の喋りが全体的に大人しい」
「スッキリも加藤さんも好きだったのに残念です」と、この問題を掘り下げてくれないことにクレームが寄せられている。

加えて、同展では昭和天皇の写真を燃やしたかのような映像が展示されているという噂がネット上に流布している。
同芸術祭の広報は、そういうテーマの作品はないと反論しているが、こうした真相についても、視聴者は加藤に踏み込んでほしかったようだ。
自分のクビを賭けて吉本幹部の一掃を求めたが、その後は、牙を抜かれたようにおとなしくなってしまった加藤。すべてに正論を吐く「我々の味方」という幻想は、もうそろそろやめた方がいいのかもしれない。

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