https://hochi.news/articles/20190727-OHT1T50059.html
2019年7月27日 8時59分スポーツ報知

元大阪府知事の橋下徹氏が27日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)に生出演した。

番組では、闇営業問題に端を発した吉本興業の一連の騒動を特集した。今は、かつてと違い個人事業主の権利は守っていかなくてはならないという社会の流れがあると前置きしたうえで今回の問題について「芸能界の根本は、テレビ局の数が少なすぎるのが大問題です。テレビ局と芸能事務所が閉鎖された空間なので、一部のタレントは今のこの体制ですごく利益を得られる。だけども、多くのタレントが権利を守られなくて、事務所の移籍すらできない。これはすべてテレビ局の数の少なさと、芸能事務所が閉鎖的なことが問題の根幹です」などと指摘していた。

さらに「日本のタレントって事務所を自由に移籍することができない。なぜそうなるかっていうと、テレビ局と事務所の関係で移れば(タレントを)出させないということが厳然としてある、みんな分かっているじゃないですか。テレビ局側も自主的に改善しなかった結果、独占禁止法を適用しながら外部からそういうことを変えていこうとやるようになってきた。移籍の自由、タレントの権利を守っていくことをテレビ局からやっていかないといけない」などと訴えていた。