ピンのお笑い芸人・スギちゃんが司会の仕事を受けていた仮想通貨が、顧客とのトラブルを抱えていることを、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。

スギちゃんといえば、もともと名古屋の吉本に所属し、98年にコンビでデビュー。
その後、浅井企画に移籍し、08年4月にコンビを解散。以後、本名の杉山英司で活躍していたが、鳴かず飛ばずだった。

11年4月に現在も所属するサンミュージックに移籍。同11月に現在の芸名に改名し、12年3月にR?1グランプリで準優勝しブレーク。
同年12月の「新語・流行語大賞」の年間大賞に持ちネタである「ワイルドだろぉ?」が選ばれたものの、
その後、徐々にテレビ出演が減ってしまった。

「テレビ出演は減ったものの、知名度は抜群。所属事務所はしっかりタレントのケアをしてくれるので、
闇営業なんかしなくても、しっかりした“光営業”でそこそこ稼げていたはずです」(芸能プロ関係者)

同誌によると、スギちゃんは昨年5月、ある仮想通貨普及のためのイベントで司会を務め、
「仮想通貨、ワイルドだろぉ??」などと盛り上げていたという。

セミナー会場で行われたビンゴ大会の一等賞品は、高級ブランドバッグという羽振りの良さ。
派手な服装の参加者が当選すると、スギちゃんは「ヤバそうな人に当たってしまいましたね?」
とツッコミを入れたというが、所属事務所によると、しっかり事務所を通した仕事だったという。

ところが、この仮想通貨、顧客によると、投資したものの成功したプロジェクトはなし。
ある顧客によると、「仮想通貨の取引所で、自由に売買できる」と聞いていたのに、実際は換金できず、紙くず同然のものを買わされていたというのだ。

「広告塔になっていれば今後、訴えられたかもしれませんが、司会者ならまだセーフでは」(芸能記者)

とはいえ、スギちゃんは肝を冷やしているに違いない。

http://dailynewsonline.jp/article/1937317/
2019.07.24 22:00 リアルライブ