2019年7月22日 6時0分

 21日に生放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」では、吉本興業の信頼回復、再発防止に向けた独自の改革案を松本人志が提示した。目玉となるのが、不祥事を起こした芸人の受け皿となる新部署“松本興業”の設立だ。

 松本は20日夜、吉本興業東京本部で行われた大崎洋会長、岡本昭彦社長との緊急会談で「吉本興業内に1個、いわゆる松本興業じゃないですけど、僕の部署を作ってほしい。やらかした子やイエローカードの子を俺が引き取るから。保証人になるから、ちゃんと生かしてやってほしい」と直談判。自身の元マネジャーで若手時代から苦楽を共にしてきた盟友でもある吉本のトップ2人から快諾されたという。

 若手芸人が切り捨てられる状況に黙っていられなかった。「お笑いを愛する人間が、自分から辞めるならともかく、上から言われてクビというのは絶対に違う」と力説。眉間にしわを寄せ、真面目なトーンで話していたが、明石家さんま(64)も20日夜のラジオ番組で「ウチの(個人)事務所に欲しい」と発言したのを引き合いに「さんまさんも同じようなことをおっしゃってくれているので、だったら僕がさんまさんの所に行ってもいいかな」と笑わせた。

 宮迫博之、田村亮の謝罪会見どころか社長との面会すら拒否して2人を追い詰めた吉本興業を「時代を読み間違えた会社なのかな」と痛烈に批判。2人が金銭授受を認めた際、世間に対して「静観」を決め込んだことには「だったら俺、吉本興業にいたくない。こんな会社じゃ絶対にダメだと思うから考えさせてください」と退社も示唆して抗議したことを明かした。

 松本は吉本の現状について「横暴になって、大名商売になっている」と指摘。今後、目指すべき方向性を「芸人ファースト」として「初心に帰って、(1980年代に)東京に進出した頃のことを思い出せば、もっとみんなに愛される会社になるはず。みんなお笑いが好きで、吉本が好きで集まっている子たちだから、ちゃんと大事に、大事に扱ってほしいなと思います」と会社全体の意識改革も訴えた。

 バラエティー番組で感動的なVTRが流れても無表情を貫くなど「感情がない」「闇が深い」と言われる東野幸治(51)が泣いた。2700、スリムクラブら謹慎中の後輩芸人の心情を思いやり、涙で声を詰まらせながら「つらいと思うし、会見をしたいと言うのなら、させてあげてほしい。状況が分からないと思うので、吉本の社員も連絡してほしい」と要望した。

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【芸能】吉本に新部署『松本興業』設立「やらかした子やイエローカードの子を俺が引き取る」
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