吉本興業の岡本昭彦社長が２２日、東京都内で会見を開き、振り込め詐欺グループのパーティーに参加し、金銭を受領した「闇営業」問題について言及。２０日に謝罪会見を行った「雨上がり決死隊」の
宮迫博之（４９）と「ロンドンブーツ１号２号」の田村亮（４７）に対して処分を撤回するとともに、「全力で改めてミーティングをさせていただきます」と語った。

　処分の撤回をした理由について、岡本社長は「会社の意思です。もちろん、いろんなタレントさんからお話を頂戴しました。全ては一昨日の２人の記者会見を、２人だけでやらせてしまったということに
おきまして、心苦しい気持ちとつらい思いをさせてしまったことを踏まえまして、改めて彼らが『分かった、分かりました』と、もし言って頂けるのであれば、ミーティングの席について今一度きちんと話を
聞いて、そこからやれればいいじゃないかと思い判断させて頂きました」と説明。

　記者から、吉本側に間違いがあったということかと問われると、「我々には今回、いろんな経緯がある中で、どっかで思いや気持ちが、あるいは意思の疎通を含めあったと思います。我々のスタッフでも
いろんな事を考えて進めてはきましたけど、その思いが至らなかったという事に関して、改めてミーティングを出来ることを望みたいと思います」と語った。

　さらに、誰の何を撤回するのかと質問が出ると、「いろんな報道があるからかと思いますけど、会社としては宮迫くんの契約解除の撤回、田村亮くんに関しましては、会社としましては、直接契約解除という
話は最終的にしきれてませんでしたので、そういう意味で処分等ということは我々的には思ってませんけど、彼の気持ちがそういう気持ちだと漏れ伝わってきておりますので。亮くんは契約解除とかして
おりませんけど、処分をもう一回見直して話し合いが出来ればという思いです」と明らかにした。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000173-sph-ent

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