「マリナーズ−エンゼルス」(21日、シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手(28)は五回を投げて2本塁打を含む9安打、自己ワーストタイの7失点、同ワーストの7自責で降板した。74球を投げて1四球3三振だった。

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 14日以来、今季5度目となるエンゼルス戦。前回は5回途中2安打3失点、4四球3三振、87球で降板している菊池は初回の3人を12球で片付ける上々の出だし。1死から31本塁打、78打点の主砲トラウトはワンボールから内角148キロ直球でバットを折って一ゴロ。今季3度目の対決となった母校・花巻東の後輩、大谷はフルカウントからやや外低めの150キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

 二回は先頭アップトンを150キロ直球で空振り三振、続くシモンズを140キロチェンジアップで遊ゴロに打ち取り、調子を上げた。しかし、2死からプホルスに初球、外角148キロ直球をとらえられ、右越え15号ソロで先制点を許す。グッドウィンには左翼線二塁打を許したが、後続を断って最少失点に抑えた。

 三回は2死からトラウトを四球で出し、大谷を迎える。初球のスライダーが外角低めに外れ、再び、投じた140キロスライダーで二ゴロに打ち取った。

 大きく崩れたのは四回だ。2死走者なしからプホルスを遊撃内野安打で出すと、グッドウィンには1ストライクから外角148キロ直球を左越え2ラン。さらに三塁内野安打、三塁打、三塁内野安打で2点を追加された。2死から5者連続、5長短打で一挙に4点を失った。

 五回には先頭大谷に左中間二塁打。ここまで2打席無安打に抑えていたが、ワンストライクから甘く入った148キロ直球をとらえられ、フェンス直撃の打球となった。続くアップトンに左翼線適時二塁打を浴び、内野ゴロと犠飛でこのイニング2点目を失った。

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7/22(月) 7:23
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