ジャーナリストの池上彰氏(68)が21日、テレビ東京系の参院選開票特番「池上彰の参院選ライブ」内で、京都アニメーションの放火殺人事件に関連した失言をした国民民主党・平野博文幹事長(70)に斬り込み、謝罪の言葉を引き出した。

 平野氏は、19日の街頭演説で京都アニメーションの放火殺人事件について言及し「皆さんの心を燃やしたいと思って(ライターを)買ってきたが、京都みたいになったら困るので使いません」と発言し、批判を浴びていた。

 池上氏は、中継でつながった平野氏に対し「デリカシーのない発言だと思うのですが」と直言すると、同氏は「私自身はずっと、支援者の方に『(活動で)燃えてほしい』と訴えてきた。しかし、京都の事案が起こったので、お悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、今日はそういうことがあったので辞めます、と申し上げたのです」と弁明。さらに「被災された方々に大きな痛手を…(つらい)思いがあるわけですから、大変申し訳ありませんでした。傷をつけてしまった。申し訳なく、反省を致しております」と謝罪した。

スポーツ報知 7/21(日) 21:38
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