ジャカルタで開催中の、バドミントン・インドネシアオープン。
世界選手権とファイナルを除けば、全英OP・中国OPと並ぶ、
Super1000に格付けされる、最大級の大会である。
 
さらに来週にはジャパンOP(750)、その翌週にもタイOP(500)を控え、
8月の世界選手権を前に、五輪レースを左右する重要な期間となる。
 
大会5日目は、各種目でベスト4による準決勝(SF)が行われた。
3種目で、計4組が準決勝進出した日本勢。
 
ソノカムも倒し、男子で唯一残ったMDのホキコバペアは、
熱狂的な大観衆の大声援を受ける地元ペアに、
あと少しでストレート勝ちできる所まで迫るも、
要所でミスが出てしまい、惜しくも敗れてしまった。
 
奥原が消え、WSで一人残った山口は、
終始自分のペースで試合を進め、
通算6勝10敗だった難敵、世界ランク一位のツーインに快勝!
決勝は、これも通算4勝10敗(4連敗中)と分は悪いものの、
久しぶりのビッグタイトル獲得を賭けて、インドのシンドゥと合間見える。
 
WDでは、昨日世界一位のナガマツペアを力で圧倒した、
通算でも4勝5敗の韓国No.1ペアに対し、
タカマツペアは巧みな配球と堅いレシーブで、
相手の強味を出させない試合運びを見せた。
第一ゲームをミスから落としたものの、コートチェンジからの変化にも素早く対応。
中盤まで競り合いつつも確実にラリーをものにし、逆転で決勝進出!
 
もう1組のフクヒロペアは、
昨夜のヨネタナペアとの、長時間の死闘の疲れも見せず、
日本WDの宿敵、チェンジア組を圧倒。
フクヒロはチェンジア組には、通算6勝6敗だった。
 
WD決勝は、五輪の席を争う、日本ペア同士となった。
フクヒロとタカマツは、フクヒロの通算5勝3敗となっている。

【女子シングルスWS】
〇山口茜 21-9 21-15 タイ・ツーイン(台)
 
【男子ダブルスMD】
●保木卓朗/小林優吾 21-17 19-21 17-21 アーサン/セティアワン(インネシ)

【女子ダブルスWD】
〇福島由紀/廣田彩花 21-14 21-12 チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中)

〇高橋礼華/松友美佐紀 17-21 21-14 21-15 イ・ソヒ/シン・ソンチャン(韓)
 
【決勝QF(試合順)】日本時間16:00〜
1.WD フクヒロペアvsタカマツペア
2.WS 山口茜vsプサルラ・シンドゥ
3.XD
4.MS チョウ・テンチェンvs
5.MD ギデオン/スカムルジョvsアーサン/セティアワン
 
【ライブ配信動画】
https://livestreaming.diarumbadminton.com/#!/
 
【放送】
CS.テレ朝ch.2 21日16時〜21時