’16年2月、乳がんの治療で胸を全摘する手術を受けた女芸人だいたひかる(44)。
抗がん剤治療を経て、現在はホルモン治療中。
術後から丸3年が経過し、治療モードから通常モードに切り替えられる日が近づいていたのだが……。
今年3月に本人のブログで再発を報告する記事がアップされた。

’16年当時、本誌に初告白してくれた闘病の様子は、笑える“ネタ”満載で、さすが芸人と思わせてくれるものだった。
一方、夫である小泉貴之さん(41)とのエピソードは、笑いの中にもじわりと感動して涙があふれてくるような、あたたかい“ネタ”ばかり。
文字どおりの二人三脚で治療に取り組んでいた。再発という事実を受け、今、2人は何を思い、どう過ごしているのだろうか?

■全摘した右胸に、がんが再発

【2月13日】しこり発見

だいた「1年に1回、精密検査をするんです。最初がいちばん緊張した’17年で、2回目が’18年。
CTと、エコーとマンモグラフィーなどをやるんですが、3回目の今回、全摘したほうの右胸の肋骨と肋骨の間に4ミリのしこりがあるって言われました。
細胞診とMRIでさらに詳しく検査しましょうって」

小泉「再検査というのは嫌なものですから、『あれから3年たってるし、たとえ何もないと言われたとしても精密検査をリクエストしようと思ってたくらいだよ』って言いました。
僕は落ち込んでいないということも伝えたかったので」

【2月27日】検査結果は判別不能

だいた「検査結果を聞きにいったら、5段階中3と言われました。五分五分で良性という意味なんですけど、良性だとしても、気持ち悪いじゃないですか。
イボができたら取る感覚で、しこりも取ったほうがいいと思いました。
すず(小泉さんのこと)は『歯石を取るようなもんだよ』って(笑)」

■中落ち削られるマグロの気分

だいた「切ることに、もはや抵抗はないですね。雑草と同じで、よくないもんが生えてきたらむしり取らないと」

小泉「やっぱり1回目に全摘したことがよかったんだと思います。そう思えてるから、心配の種はまた手術で切り取ればいいと思えるんですよね」

【3月6日】しこり切除手術

だいた「日帰り手術なので、美容院感覚で切りにいってきました。全摘してるし、取るところなんかなさそうですよね。
骨と骨の間の身をこそげ落として、中落ちにするみたいな手術ですよ。マグロの気持ちが初めてわかりました」

小泉「しこりの周りの部分もちょっと多めに取りましたと先生に言われて、これで悪いところは全部ない、今自分たちの懸念点は全部ないはずだって思えました。
あとは、しこり本体の病理検査結果を待つだけという状態でした」

だいた「これ取りますんで、もう少し長生きさせてもらっていいですか、みたいな感覚。胸と引き換えに人生の飛距離を伸ばしてるっていうか(笑)。
心配事を取り除けば、体はこの生活に慣れてくるので不自由はないです」

https://news.livedoor.com/article/detail/16800795/
2019年7月20日 6時0分 女性自身

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