プロレスラー武藤敬司(56)がプロデュースする「PRO−WRESTLEING MASTERS」(8月30日、後楽園ホール)の実行委員会は18日、第一弾カードとして蝶野正洋(55)が率いるT2000とザ・グレート・カブキ(70)が率いる平成維震軍のスペシャル8人タッグマッチが決定したことを発表した。

 試合は、蝶野がセコンドを務めるT2000では、スコット・ノートン(58)が「マスターズ」に初来襲し、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤と組み、カブキがセコンドに付く越中詩郎、AKIRA、青柳政司、斎藤彰俊の平成維震軍と激突する。

 今年2月に続き、2大会連続3度目のマスターズ“参戦”となる蝶野は「プロレスリング・マスターズ!懲りずにまた大会を開催するだと!?いいか!武藤が悪さをしない様に監視するのが俺の役目だ。年老いた先輩方、マスコミ、客、全員を俺が詐欺師の武藤から守ってやる。なんなら興行そのものを乗っ取ってやるよ!」と挑発し「対戦相手が平成維震軍!?オイ、エッチュー、時代は令和だ!いつまで平成にこだわってんだ!?いいか、キャリア40年のヒロ斎藤を中心に俺達TEAM2000が引導渡してやるよ。スコット・ノートン、天山、小島、ヒロ斎藤、このメンバーでぶっ潰してやる、よく見とけ!ガッデム!!」と黒の闘志を燃え上がらせていた。

 ようやく第一弾カードが発表になった今大会は、武藤と獣神サンダー・ライガーの参戦が発表されただけで、1試合もカードが明らかになっていないにも関わらず、17日に前売り券が完売する異常人気で、20日に急きょ、立ち見席(4000円)を発売することを決定した。また、会場に足を運ぶことができないファンのために、NTTドコモによる音楽ライブなどの生配信をスマートフォンやPC、TVから視聴できるサービス「新体感ライブ」で独占生配信する。

 さらに武藤の35年に渡るレスラー人生を振り返るノンフィクション「さよならムーンサルトプレス」(5月10日発売。イースト・プレス刊)が発売から28日目で3刷になったことを記念して8月3日午後5時から東京・巣鴨のプロレスショップ「闘道館」で著者でスポーツ報知の福留崇広記者と元週刊プロレス編集長のターザン山本氏が「武藤敬司とは何か?」と題したトークイベントが開催される。

スポーツ報知
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