「週刊少年チャンピオン」創刊日の15日、東京・秋葉原で「週刊少年チャンピオン 創刊50周年大感謝祭」が開催され、「バキ道」の板垣恵介氏、「覚悟のススメ」の山口貴由氏、「弱虫ペダル」の渡辺航氏ら人気作家が駆けつけた。

 お祝いのメッセージを求められた板垣氏は「『祝福して』と言われてるけど、祝福される立場にあると思う。というわけで祝福してください」とあいさつし、冒頭からチャンピオンの作家らしいアクの強さを見せつけると「50周年と言われて最初に思ったのは、100年後も関わる自分でありたいと言いたかったけど、約束できない。50周年を迎えた次の週だけは約束できる。それを繰り返すことが続くということだろう。それを約束して、乾杯!」と祝杯を挙げた。

 ともに「劇画村塾(小池一夫氏主宰)」出身の板垣氏(6期)と山口氏(5期)、前編集長の沢考史元編集長によるトークショーでは、2人の作品作りの裏話を披露。また「葉隠覚悟」「範馬刃牙」「烈海王」「小野田坂道」らキャラクターが生まれた秘話などもイベント内で明かされ、根っからの週チャンファンをうならせた。

 最後に板垣氏は「今後ね。どこかで会うことがあると思う。あの会場にいましたといえば、必ず優しくするから」とあいさつすると、ファンの中に飛び込み、サイン攻めを受ける大胆な姿を見せた。

 イベントの司会を務めたのは、相方が闇営業問題で謹慎中のお笑いコンビ「天津」の向清太朗(39)。「どうせ『闇営業に言及した』って書かれるんだ」と投げやりに言いつつ、MC業をしっかりこなした。イベントには「BEASTARS」の板垣巴留氏、「ハリガネサービスACE」の荒達哉氏、「魔入りました!入間くん」の西修氏、武川新吾現編集長も登壇した。

スポーツ報知 7/15(月) 18:35
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