フリーアナウンサー、生島ヒロシ(68)が整体マッサージで肋骨(ろっこつ)骨折を負ったことが15日、分かった。この日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食&一直線」(月〜金曜前5・0)で告白。本紙の取材に「強烈なパワーを受けまして…。笑うと左の脇腹が痛い。トホホ」とユーモラスに語った。

 生島によると、13日にマッサージを受けた際に強烈な痛みを感じ、翌14日になっても痛みがひかなかった。このため、接骨院で治療を受けたところ、肋骨が2本折れていることが判明。現在は胸部にコルセットを巻いているという。

 15日はオンエア後、早朝から東京近郊のゴルフ場へ。約束した友人たちと一緒にラウンドするも、自らはクラブを振らず話しながら歩いている。「信頼できる医療系のマッサージで、女性のマッサージ師の方なんですが、パワーがすごかった」と笑いながら振り返った。

 空手黒帯の生島は日頃からジム通いなどで体を鍛える。過去に対戦相手の攻撃を受けたことはあるが、「肋骨を骨折したのは、人生で初めて。一緒にラウンドしているお医者さんから、『骨密度をまず調べてもらいなさい』と注意されました」と告白した。

 最近はライザップで肉体改造し筋力もアップ。体力や筋力に自信を持つ一方、親しみやすいしゃべりと幾多の資格を生かし各種メディアに引っ張りだこの上、「心と体と財布の健康」をテーマに全国各地を飛び回るなど多忙を極める。

 芸能事務所「生島企画室」の代表取締役会長も兼ね、タレント70人以上を抱える総帥でもある。このため、手軽なストレス解消の一貫としてもマッサージを受けてきたが、まずは自分の健康を見直し鍛え直すことを改めて誓った。

 ちなみに、「−一直線」は1998年4月6日にオンエア開始後、今月22日に放送5555回の節目を迎える。当日は東日本大震災の被災地、福島・土湯温泉から生放送の予定だ。震災で実の妹夫婦を失い、自らも仙台で被災、被災地の宮城県気仙沼市出身とあって発生当時から物心両面で被災地支援を続けている。

 それだけに「土湯温泉からの生放送も、もちろん行きますよ。でも、皆さんと一緒に、おはようヒロシ体操、できるかなあ」と不安も見せつつ、「お楽しみに! ゴーゴーゴーゴー(5555)です!」と宣言。肋骨は折っても、気骨だけは折らないのは当然とばかりに声を弾ませた。


7/15(月) 10:13配信 サンケイスポーツ
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