ソフトバンクのデニス・サファテ投手が男女の格差是正など積極的な発言を続けてきたサッカー女子の米国代表のラピノーに対して「そんなに米国が嫌いなら去れ! 誰もあなたを止めないよ」とツイートしたことが差別的と批判を浴び、12日にツイッターで謝罪した。

 米国出身のサファテは日本語で「意図せず、私のツイートが差別的だと感じられたのであれば謝罪します」と記し「本当に米国も、国歌も国旗も嫌いなのであれば米国以外にもプレーする場所はたくさんあるし、誰もそれを禁止しないよと伝えたかった」と釈明した。ラピノーはトランプ米大統領と批判の応酬を繰り広げ、注目を浴びている。

7/12(金) 19:01配信 共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000152-kyodonews-base


女子ワールドカップでアメリカ女子代表を通算4度目の優勝に導き、得点王と大会最優秀選手も受賞したMFミーガン・ラピノー(@mPinoe)に対し、日本国内で活躍する北アメリカ出身のプロ野球選手からツイッターを通じて批判の声が上がっている。

「ヘイ、@mPinoe。アメリカをそんなにひどく憎んでいるなら、出て行け! 誰も止めたりしない」(福岡ソフトバンクホークス デニス・サファテ @dsarfate)

「@dsarfate わかる。他のところがどうなのか見に行け」(読売ジャイアンツ スコット・マシソン @mathieson_scott)

 レズビアンであることを公言しているラピノーはこれまで、LGBTの権利を認めないドナルド・トランプ大統領をたびたび批判。W杯前のインタビューで「(優勝しても)クソみたいなホワイトハウスには行かない」と発言したのをきっかけに、トランプ大統領が「喋る前にまず勝つべきだ」と反論する事態に発展していた。

 また、ラピノーは大会後の優勝スピーチで「もっとたくさんの愛を持って、もっとヘイトを減らさないといけない。もっとたくさんのことを聴いて、もっと喋ることを減らさないといけない。一人一人、全員がこの世界をより良くするための責任を負っていることを知らないといけない」と熱弁。大きな拍手喝采を受けた一方、地下鉄のポスターが汚される事件も発生していた。

 アメリカ『ハフィントンポスト』によれば、ポスター事件には地元警察が「ヘイトクライム」として捜査を開始。LGBTだけでなく、多様な少数者の権利を求めるラピノーには、母国からも心ない発言や行為が向けられているが、その一端は日本国内にも及んできている。

7/12(金) 7:34配信 ゲキサカ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-43469170-gekisaka-socc

写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20190712-43469170-gekisaka-000-3-view.jpg