▼飛球が本塁打になった率を示すHR/FBは44.8%

エンゼルスの大谷翔平投手は打率.303、14本塁打38打点、OPS(出塁率+長打率).924という好成績で前半戦を終えた。
5月7日(日本時間8日)の敵地タイガース戦で右肘のトミー・ジョン手術から戦列に復帰すると、6月に入って打撃の調子は右肩上がりとなり、好調のままに折り返しを迎えた。

5月はやや低調だったものの、6月に入って好調に転じた大谷。
6月は94打数32安打9本塁打22打点、打率.340の好成績を残し、本塁打、打点、安打などほとんどの打撃部門で月間最多の成績を残した。
7月に入っても好調を維持し、6月末から7試合連続安打、打率.333で2本塁打としていた。

前半戦最終戦となった7日(同8日)のアストロズ戦では左中間スタンド上部にある看板に直撃する14号2ランを放ち、前半戦を締めくくった。
ア・リーグ新人王に輝いた昨季を上回るペースで本塁打を量産している大谷だが、米スポーツメディア「ジ・アスレチックス」のファビアン・アルダヤ記者は、大谷の打球傾向から驚きのデータを紹介している。
アルダヤ記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは今日も入れて平均の打球角度3.2度(最少100打席)で下から10人の中にいる」として、100打席以上立っている打者の中で、打球角度が下から10位以内にいることを紹介した。

さらに同氏は「しかし、彼はHR/FBが44.8%というとんでもない率だ。平均打球速度はMLBで4番目に早い93.7マイル(約150.7キロ)」と紹介。
打球が飛球となった時に、その飛球の44.8%が本塁打になっているという、驚愕のデータをレポートし、打球の平均速度はMLB全体で4位の速さを誇ると伝えた。

打棒を大爆発させて前半戦を終えることとなった大谷。
オールスターブレイクを挟んで迎える後半戦での、さらなる活躍を期待したい。

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