女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月〜土曜前8・00)の第14週の平均視聴率が21・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが8日、分かった。初週から第13週までに続き、14週も大台を超えた。

各日の番組平均は、
1日=20・1%
2日=20・9%
3日=22・2%
4日=21・3%
5日=22・4%
6日=22・8%だった。

初回22・8%と今世紀最高のスタートを切り、週平均も初週22・1%、第2週22・2%、第3週22・6%、第4週22・5%、第5週20・7%、第6週21・3%、第7週22・1%、第8週21・6%、第9週20・8%、第10週20・4%、第11週21・0%、第12週21・6%、第13週20・7%と絶好調をキープしていた。

 戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家・大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。主題歌「優しいあの子」はスピッツが書き下ろした。9月28日まで全156話。

 第14週は「なつよ、十勝さ戻って来い」。東洋動画で短編の漫画映画制作が決定した。なつ(広瀬)と麻子(貫地谷しほり)はその原画に抜擢され、監督志望の坂場(中川大志)と企画を考えることになった。一方、北海道の柴田牧場に、ある女の子が訪ねて来ていた。身分を明かさない彼女をなつの妹・千遥と察した富士子(松嶋菜々子)は、即座になつに電話をかける。なつは会社を早退し、咲太郎(岡田将生)と十勝へ向かうが、丸2日はかかる。柴田家のみんなは必死に千遥を引き留めるが、彼女にはすぐに去らなければならない事情があった…という展開だった。

2019年07月08日 10:00芸能
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