右肩炎症からのリハビリを進めている中日松坂大輔投手(38)が21日、ウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)に先発し、6回を被安打7、2奪三振3四死球2失点で降板した。
直球の最速は139キロ。今回メドにしていた投球数80〜100を超え、108球でマウンドを下りた。

実戦復帰3戦目。序盤から緩急を使い、コーナーを突きにかかった。
1回は2四死球で2死一、二塁とされるが、5番坂倉をチェンジアップで遊ゴロに仕留める。
2回は1死からドラフト1位根尾の遊ゴロ失策から2死満塁のピンチを招いたが、最後は2番庄司から見逃し三振を奪った。

ただ、3回は先頭3番小窪に死球を与えると、1死一塁から3連打を献上。
1死満塁から7番正随の中前適時打で先制を許した。

4回はこの日初めて3者凡退に。だが、5回1死三塁から6番サンタの中前適時打で2点目を奪われた。6回は3者凡退に仕留め、6回裏の攻撃で代打を送られた。

前回14日ウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)では4回1失点。今回は交流戦明けの1軍復帰に向けて、試金石となるマウンドだった。
2日前の19日には「チームのためになるのでれば、どのポジションでも力になれるようになりたい」と中継ぎでの1軍復帰も辞さない覚悟を明かしていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-06210406-nksports-base
6/21(金) 14:32配信

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