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2019年6月18日 09:02

「もう一度夜を止めて」などのヒットで知られるシンガーソングライターの崎谷健次郎(56)が17日、自身の公式サイトで、27年間、ストーカー被害を受け続け、その容疑者が12日に警視庁に逮捕されたことを報告した。

 崎谷は「この春Realism〜Anthology〜がリリースとなりツアーが始まった矢先ではありますが、ご報告があります」と切り出し、「一部お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんし、この報告によって初めて知る方には驚かせてしまうことになりますが、27年間、崎谷にストーカーを続けてきた容疑者が、6月12日ストーカー規制法違反と名誉毀損で警視庁に逮捕されました」と報告した。

 「容疑者は1992年からストーカーを開始し、2019年春から僕や僕の周りの人間に対して妄想で中傷するブログを始め、ネットによるストーカーと名誉毀損を繰り返していました」と経緯を説明し「ファンの皆様及び関係者の皆様にはこの件で多大なご心配をかけました事をお詫び申し上げます」とファンや関係者への謝罪をつづった。

 容疑者はブログを持っており、そこで書かれている内容については「全く根拠のかけらもないでたらめである」と主張。「これまで敢て僕のプライバシーを語って来なかった」というが、容疑者のブログでプライバシーもさらされてしまっていることから、「この際全てお話しさせていただくことにしました。寝耳に水の事かも知れませんがご了承ください」とした。

 崎谷は24歳の時に同級生の作詞家と結婚するもその後離婚。34歳の時に現在の所属事務所社長である妻と再婚し、子どもはいないと説明。「この度逮捕された容疑者についてですが。僕が1991年にレコーディングでニューヨークに行った時に当時吉國氏がNY大学に留学しており、その時の大学の知り合いとしてわずかな時間、容疑者含め3人で話す機会がありましたが、交際はしておりません」とした。

 「容疑者には27年分の崎谷と関係者スタッフの苦しみを理解して 今後はストーカーを止めるよう切に願います。ネットでも現実でも今後もし容疑者がストーカー及び名誉毀損を繰り返すならば、その都度、刑事告訴する所存です」と今後もストーカー行為を繰り返すならば、刑事告訴も考えるがあることを強く主張。「このようなことで僕の音楽が被害を受けるようなことは許されませんし、ファンの皆様にはこれからも音楽を届けたいと思っています。皆さんの支援にお応えすべくRealism〜Anthology〜tourはこのまま続けてまいります。応援をこれからもお願い申し上げます」とファンにメッセージを送り、「この件で動いてくださりお世話になった警視庁、警察関係者及び担当弁護士の皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます」と締めくくった。

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