ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が6日(日本時間7日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で
先発出場。3試合連続となる安打を放ったが、試合は4−7で敗れた。

 エンゼルスは、勝てばアメリカン・リーグ西地区3位浮上となる一戦。しかし、この日は、3失策と守りに精彩を欠いた。

 試合は、エンゼルス・スキャッグス、アスレチックス・ファイアーズの両先発で始まった。スキャッグスがアスレチックス打線から2つの三振を奪うなど
上々の立ち上がりを見せると、ファイアーズも大谷を三飛に打ちとるなど、上位打線を三者凡退とした。

 試合が動いたのは4回、スキャッグスが4連打と犠飛で3点を失い、リードを許す展開。だがその裏、1死から大谷が鋭い右前安打を放ち起点を作ると、
そこから連打で満塁のチャンスで、グッドウィンがセンターへ犠飛を放ち、1点を返した。

 しかし、5回にスキャッグスが2つの四球を出してピンチを招くと、4番デービスに適時打を浴びて再びリードをひろげられる。2番手バリアも勢いを
止めることができず、エンゼルスの拙い守備もあって、この回さらに3点を失った。

 1−6で迎えた5回裏、2死からラステラが左安打で出塁すると、ここまでノーヒットのトラウトが2球目の直球を完璧に捉え、レフトスタンドに飛び込む
2ラン本塁打を放った。続く大谷は、強烈なピッチャー返しを放ったが、ファイアーズに好捕され安打とはならなかった。

 7回、ピスコッティにソロ本塁打を許し、4点差とされたエンゼルス。裏の攻撃で、2死からラステラの安打とトラウトの四球で一、二塁のチャンスを作る。
ここで大谷の第4打席が回ったが、アスレチックス3番手ヘンドリックスの球威に押され、一ゴロに倒れた。

 試合は3−7のまま9回裏を迎えたエンゼルス。先頭のウォルシュがライトへワンバウンドでフェンスに飛び込む二塁打を放つ。レンヒフォが進塁打で
1死三塁の好機とすると、ラステラの遊ゴロの間にウォルシュが還り、1点を返す。しかし反撃はここまでで、試合は4−7で敗れた。

 この日の大谷は、4打数1安打、1得点の内容で、打率は.250となっている。

ベースボールチャンネル編集部

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