東京地検は5日、元KAT−TUNメンバー田口淳之介被告(33)と元女優小嶺麗奈被告(38)を大麻取締法違反(所持)の罪で起訴した。
小嶺被告の弁護人はこの日、東京地裁に保釈を請求。地裁は今日6日以降、可否を判断する。

2人は22日、一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻数グラムを所持したとして関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。
勾留期限はいずれも6月2日だったが、3日間の延長が決まっていた。
地裁はいったん小嶺容疑者について勾留延長を認めない決定をしたが、その後、東京地検が準抗告したことを受け、地裁は認めない決定を取り消していた。

捜査関係者によると小嶺被告は逮捕当初の調べに「大麻は自分だけのもの」と説明していたが、その後田口被告と同様に「2人のものだった」と供述した。

日刊スポーツの取材によると麻薬取締部ら捜査当局は“小嶺被告ルート”へのマークをさらに強めているという。
近日中、小嶺被告が大麻を入手していたとされる売人やその周辺の摘発の可能性もあるといい、関係者は「2人の逮捕以降、当局は捜査の網を広げており、
小嶺被告が大麻を手に入れたとみられている『六本木ルート』の売人らが徹底マークされている」と明かす。
「売人が近いうちに摘発されれば、そこから芸能関係者も含め芋づる式に複数の逮捕者が出る可能性もあり、周囲は戦々恐々としている」と指摘した。

http://news.livedoor.com/article/detail/16574359/
2019年6月6日 5時0分 日刊スポーツ